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米3月コアPCE0.1%上昇、物価圧力の緩慢さ示す
2016年4月29日 / 15:02 / 1年前

米3月コアPCE0.1%上昇、物価圧力の緩慢さ示す

[ワシントン 29日 ロイター] - 米商務省が29日発表した3月の個人消費支出(PCE)物価指数は、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が0.1%上昇と物価上昇圧力の緩慢さを示した。市場予想と一致した。米連邦準備理事会(FRB)が年内に2回利上げする可能性は低くなった。

4月29日、米商務省は、変動の大きい食品とエネルギーを除いた個人消費支出物価コア指数が3月は0.1%上昇したと発表した。物価上昇圧力の緩慢さが示された。写真は2015年2月、ニューヨーク州のショッピングモールで(2016年 ロイター/Shannon Stapleton)

2月のコアPCE物価指数は当初発表の0.1%上昇から0.2%上昇に修正された。

3月の前年同月比は1.6%上昇した。2月は1.7%の上昇だった。

FRBが物価の目安として注目しているコアPCEの前年同月比の数字は、目標の2%を下回っている。FRBは27日、インフレを「注意深く」監視するとした。その上で、政策金利を据え置き、再利上げを急がないことを示唆した。FRBは昨年12月、9年半ぶりの利上げに踏み切っている。

連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーの最近の見通しによると、今年は2回の利上げが想定されている。ただ、利上げ回数を示す市場ベースの指標は総じて1回に偏っている。

物価上昇はドル高とエネルギー安により抑制されている。雇用市場は引き締まっているが、賃金の力強い上昇にはつながっておらず、個人消費の緩慢さの要因となっている。

3月の個人消費支出は前月比0.1%増だった。2月は当初発表の0.1%増から0.2%増へ上方修正された。個人消費は米経済の3分の2以上を占める。

3月のインフレ調整後の消費支出は前月比横ばいだった。2月は0.3%増加していた。

個人消費の数字は、28日に発表された第1・四半期国内総生産(GDP)の速報値に含まれている。第1・四半期GDPは年率0.5%増で、昨年第4・四半期の1.4%増から急減速した。

個人消費は、賃金が徐々に増えるにつれて持ち直す見込みだ。個人消費と合わせて29日に発表された3月の個人所得は0.4%増えた。2月は0.1%増だった。

3月の貯蓄は7355億ドルと2012年12月以来の高水準となった。2月は6964億ドルだった。

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