コニカミノルタHD、有機ELの小規模生産ライン建設開始へ
[東京 13日 ロイター] コニカミノルタホールディングス(4902.T: 株価, ニュース, レポート)は、有機EL照明の事業化に向けて、小規模生産ラインの建設を今月開始する。投資額は35億円。2010年秋に完成の予定で同年度内の事業化を目指す。山名昌衛常務(戦略担当)が12日、ロイターなどの取材に答えた。
同社は07年から米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)と有機EL照明を共同開発し、10年度内の事業化を目指してきた。来年度から有機EL照明光源の小規模ラインを立ち上げて、本格量産への生産技術を確立するねらい。住宅メーカーなどを想定し、来年度は限定販売から開始する予定。本格量産に向けては13年度内にも工場建設を目指す考え。
今回の小規模生産ラインでは、同社の独自方式の生産技術によって、柔軟性のある有機EL照明を製造することが可能になるという。同社では、この生産方式は、本格普及時にコスト面で優位に立てるとしている。
コニカミノルタは、主力の事務機器の需要が落ち込む中で、光学部品や写真フィルムの技術を活用し、次世代照明分野を強化している。来年度からは、有機EL照明だけでなく、発光ダイオード(LED)照明分野にも進出する方針で、LED照明の光源の中核品のガラスレンズを2010年度上期から量産し、照明機器メーカーや自動車メーカーなどへ供給を始める。
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