JVCケンウッド、北米向けTV生産から撤退
[東京 4日 ロイター] JVC・ケンウッド・ホールディングス(6632.T: 株価, ニュース, レポート)は、傘下の日本ビクターで展開しているテレビ事業について、北米市場向けに液晶テレビを生産してきたメキシコ工場の操業を3月末で打ち切る。生産は外部に委託して販売は継続する。すでに日本と欧州でのテレビ生産は終了しており、タイ工場が同社唯一のテレビ生産拠点となる。広報担当者が4日、明らかにした。
ビクターの北米市場のテレビ販売は2009年4―9月期で約10万台。販売低迷を受けて、メキシコ工場のテレビ生産はすでに終了しており、約190人の従業員は原則として3月末で全員退職する。今後の北米市場のテレビ事業は、電子機器の受託製造サービス(EMS)に生産委託して続ける。
日本と英国でのテレビ生産は08年に終了しており、ビクターのテレビ生産拠点はタイ工場のみとなる。タイ工場では、液晶テレビとブラウン管テレビを生産しており、9月末の人員は約1000人。ただ、ブラウン管テレビの販売縮小に伴って3月末までに700人程度に減らす。
日本ビクターの10年3月期の液晶テレビ販売計画は50万台。前年実績は94万台で、期初には100万台を計画していたが、米欧を中心とするテレビ販売の低迷を受けて下方修正していた。
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