昭和電工、LED素子の生産能力を月産2億個に倍増へ

2007年 07月 18日 15:59 JST
 

 [東京 18日 ロイター] 昭和電工(4004.T: 株価, ニュース, レポート)は18日、千葉事業所の窒化ガリウム系青色LED(発光ダイオード)素子の生産能力を2008年6月までに月産2億個に引き上げると発表した。投資額は50億円。

 現在の生産能力は6000万個で、年末までに1億個に引き上げる工事を実施している。しかし、需要が強いため「異例の経営判断」(会社側)として、来年に予定していた2億個への生産能力増強を前倒しすることを決めたという。

 窒化ガリウム系青色LEDは、主に携帯電話やディスプレーなどに使用されているが、今後、液晶バックライト等への用途の拡大が見込まれている。

 液晶テレビの市場規模は2010年に1億1000万台になるとの推計もあり、同社は、液晶バックライト等に使われる高輝度LED事業を強化する。LED事業は、2006年の売上高約100億円を2010年には600億円に伸ばす計画。600億円のうち、80%強は高輝度LEDにしたい意向だ。

 同社のLED素子の製造は、従来の結晶成長方法であるMOCVD法と独自の窒化物半導体結晶用に開発したPPD法を組み合わせている。PPD法については、特許を出願している。

 
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