日本初の月探査機「かぐや」、打ち上げに成功

2007年 09月 14日 13:04 JST
 

 [東京 14日 ロイター] 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午前10時31分、日本初の月探査機となる月周回衛星「かぐや(SELENE)」を搭載したロケットを、種子島宇宙センターから打ち上げた。

 かぐやは打ち上げの約45分後にロケットから離れ、地球を2周回してから38万キロ先の月に向かう予定。

 打ち上げの様子はJAXAのウェブサイト(www.jaxa.jp)で生中継され、解説者は「第1段階のエンジンは正常に稼動している」と話した。

 日本の科学者らは、総額550億円を投じたかぐやの打ち上げについて、数十年前の米アポロ計画以降では、世界でも最も技術的に複雑なミッションだと指摘している。

 日本はまだ有人の宇宙飛行を行っていないが、JAXAでは、2025年までに宇宙飛行士を月に送り込みたい意向。

 月探査をめぐっては、中国が年内に立体画像を得るための周回衛星打ち上げと、2010年までの無人月面探査を予定。インドも来年に月を周回する同国初の無人ミッションを計画しており、2020年までの有人探査も検討している。また米国は来年、周回衛星の打ち上げを予定している。

 
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