再送:エルピーダ、07年10─12月期は営業赤字89億円

2008年 01月 29日 17:57 JST
 

 [東京 29日 ロイター] エルピーダメモリ(6665.T: 株価, ニュース, レポート)が29日発表した2007年10─12月連結決算は、営業損益が89億円の赤字(前年同期は273億円の黒字)になった。DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)価格の低迷が、売上高と利益をともに圧迫した。

 四半期ベースでは、2005年7―9月期以来、約2年ぶりの赤字転落。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト8人の予測平均値である37億円の赤字より赤字幅が大きかった。

 売上高は前年同期比34.1%減の940億円、経常損益は128億円の赤字(前年同期は266億円の黒字)、当期純損益は121億円の赤字(同249億円の黒字)だった。

 会見した福田岳弘執行役員は、DRAM価格が前四半期(7─9月期)に比べ4割程度下落したと説明し「非常に厳しい中での事業運営となった」と語った。

 デジタル家電やモバイル機器向けのプレミアDRAMは通常通り5―10%の値引き範囲に収まったものの、サーバーやPC向けのコンピューティングDRAMのうち1ギガビット品で想定以上の下落があり、在庫の評価損が約90億円生じたとしている。

 また、回路線幅70ナノ(ナノは10億分の1)メートル製品の生産や、台湾の力晶半導体(5346.TWO: 株価, 企業情報, レポート)との合弁で持分法適用会社の瑞晶電子(レックスチップ)の立ち上げは順調なものの、コストダウン効果が十分に出ない時期に当たったとした。

 07年4―12月期の営業利益は、前年同期比98.2%減の9億円、売上高は同8.9%減の3151億円、経常損益は89億円の赤字(前年同期は503億円の黒字)、当期純利益は前年同期比87.2%減の57億円だった。

 <08年1―3月期も業績悪化の可能性>   続く...

 
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