イーアクセス、ACCAの自己株取得に対し株主代表訴訟を検討
[東京 19日 ロイター] ADSL(電話回線を使ったデジタル高速通信)サービスのイー・アクセス(9427.T: 株価, ニュース, レポート)は19日、イーアクセスが筆頭株主となっている同業のアッカ・ネットワークス(3764.Q: 株価, ニュース, レポート)が実施した自己株式の取得に対し、株主代表訴訟を検討すると発表した。
イーアクセスは、アッカが7日、時間外取引で三井物産(8031.T: 株価, ニュース, レポート)からアッカ株式10.30%を取得したことについて、実質的な相対取引となり、株主総会決議を義務付けている会社法に違反するなどと指摘する質問状を出していた。これに対しアッカは18日、取引所の規則に従った市場取引であり会社法に違反してはいないなどと回答した。
しかしイーアクセスは、適切な回答が得られなかったと判断。「他の(株主の)売買機会を奪い、公正な価格形成機会を放棄し、著しく会社の価値を毀損(きそん)した」ほか、「三井物産の利益のみを考慮し、コンプライアンス上の問題を惹起し、企業価値を毀損した」などとして、アッカの現経営陣と三井物産から派遣されている社外取締役など計5人に対して株主代表訴訟を検討することにした。
また、イーアクセスはアッカの新経営陣候補者に対し、自己株式取得を元に戻すべきなどとする主張に加え、一般株主の利益保護に対する考え方を明確にするよう求める質問状を19日付で送付。アッカが28日に予定する定時株主総会の場で回答を求める方針も示している。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.


