エルピーダ、4月前半出荷分のDRAM価格を5─10%値上げへ

2008年 04月 9日 13:01 JST
 

 [東京 9日 ロイター] エルピーダメモリ(6665.T: 株価, ニュース, レポート)は、4月前半出荷分のパソコン用DRAM価格について、3月下旬出荷分に比べ5─10%値上げすることで、主に海外モジュールメーカーと合意した。同社の広報担当者が9日明らかにした。

 DRAM価格の大幅な下落により、エルピーダは2007年10─12月期に89億円の営業赤字を計上。モジュールメーカーへの値上げを契機に現在交渉中のパソコンメーカーへの値上げに弾みをつけ、業績改善につなげたい考えだ。

 DRAMのスポット価格は、2006年秋ごろに容量512メガビットで7ドル弱をつけたが、2007年以降は急落。年末には1ドルを割り込む水準が続き、現在も底ばいの状態が続いている。スポット価格の下落を受けて、複数のDRAMを基板上に搭載するモジュールの製造メーカー向けや、パソコンメーカー向けなどの大口価格も下げていた。

 他のDRAMメーカーでは、世界最大手の韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)が小幅の値上げの検討を今月1日に表明。同大手の韓国ハイニックス半導体(000660.KS: 株価, 企業情報, レポート)は、4月前半に小幅値上げしたことを8日、明らかにしている。

 (ロイター日本語ニュース 根岸 真由美、浜田 健太郎)

 
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