NECエレ、09年3月期は稼働率向上で営業利益倍増の予想

2008年 05月 14日 18:09 JST
 
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 [東京 14日 ロイター] NECエレクトロニクス(6723.T: 株価, ニュース, レポート)は14日、2009年3月期の営業利益(米国会計基準)を前年のほぼ2倍となる100億円とする予想を発表した。円高による利益押し下げを見込むが、工場の稼働率向上やコスト低減で押し返す。この予想は、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト6人の予想平均値78億円を上回った。

 08年3月期に51億円の黒字に転換(07年3月期は286億円の赤字)した営業損益は、09年3月期にさらに50億円の上乗せをねらう。円高が利益を約200億円押し下げるが、売り上げ数量の増加や稼働率向上、コスト低減による約250億円の利益押し上げ効果ではね返す考え。会見した中島俊雄社長は、次世代DVDのブルーレイ関連やデジカメ・携帯電話端末向けLSIへの引き合いが強いと説明した。

 同社は、09年3月期の為替前提をドル/円=100円(08年3月期実績は同116円)、ユーロ/円=160円(同161円)としている。

 売上高予想は前年比0.4%減の6850億円とした。当期損益予想はゼロとしており、中島社長は「何としても当期損益を黒字にしたい」と強調した。08年3月期は160億円の最終赤字だった。

 研究開発費は約1150億円(08年3月期は1123億円)、設備投資額は約600億円(同561億円)の計画とした。同社は生産体制の再編を進めており、一部工場やラインを閉鎖する一方で、山形の工場に09年3月期も100億円程度を振り向け300ミリウエハー換算で1万3000枚の能力を2万枚に引き上げるなど、能力拡張も進める。

 09年3月期の年間配当は、無配を継続すると予想している。

 08年3月期は、営業損益が前の期の286億円の赤字から51億円の黒字へと3年ぶりに黒字転換した。研究開発における外注費の削減などで195億円、償却費の減少や人件費など固定費削減による119億円などが、損益を押し上げた。

 売上高は同0.7%減の6877億円、当期損益は160億円の赤字(07年3月期は415億円の赤字)だった。

 一部の大株主がNEC(6701.T: 株価, ニュース, レポート)との親子上場を非難していることに関連し、中島社長は、研究開発などにおける連携や、老舗のNECブランドを使用するメリットを強調し「親会社だからといって、(ビジネス上で)不利な条件をのむということは全くない」と述べた。

 (ロイター日本語ニュース、平田 紀之)

 
 

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減税などの対策で国の借金が増えるようであれば逆効果。「安心実現」とは言いがたい。
不十分。政府にはもっと予算をつぎ込んで追加的景気対策を講じて欲しい。