三菱重やロームなど、照明用有機ELの事業化へ新会社
[東京 28日 ロイター] 三菱重工業(7011.T: 株価, ニュース, レポート)とローム(6963.OS: 株価, ニュース, レポート)、凸版印刷(7911.T: 株価, ニュース, レポート)、三井物産(8031.T: 株価, ニュース, レポート)は28日、照明用有機ELパネルの事業化に向けた共同出資会社を設立したと発表した。2009年春からサンプル品の製造と販売を開始。
事業性を見極めたうえで、本格的な量産・販売体制を構築する。
新会社「ルミオテック」(山形県米沢市)の資本金と資本準備金は合計で14億円。三菱重工が51%、ロームが34%、凸版が9.9%、三井物産が5%出資する。有機EL研究の第一人者で、山形大学教授の城戸淳二氏も個人で0.1%出資する。
有機ELパネルは次世代の照明用光源として期待されており、薄くて軽いという特徴を生かし、美術館や店舗、航空機内などでの用途が予想される。照明全体の市場規模は国内で約5000億円で、新会社はこのうち20%のシェア獲得を目指すという。価格はサンプル品で1枚あたり数万円、量産品で5000円以下を考えている。
有機EL照明をめぐっては、米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)とコニカミノルタホールディングス(4902.T: 株価, ニュース, レポート)が提携して事業化を進めている。
(ロイターニュース 久保 信博記者)
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.


