アップルの新型iPhone、早くもアジアの闇市場で人気に
[バンコク/上海 10日 ロイター] 11日に一斉発売される米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)3G」はアジア各国でも大ヒット商品となりそうだが、バンコクや上海などでは早くも闇市場での人気も高まっている。
海賊版の商品で東南アジアの一大拠点となっているタイ。アイフォーンは正規販売されないが、密売業者らは、数週間のうちに入手することが可能で国内携帯電話ネットワークでも使えるようアンロックもできると自慢気に話す。インターネット上で8ギガバイト版アイフォーン3Gを2万9000バーツ(約9万2000円)で予約販売している業者は、ロイターに対し「今週注文を取っている分は7月末には手渡せる。入手を保証する契約も交わすことができる」と語った。
海賊版DVDなどが多く販売されているバンコクのMBKセンターでは、アイフォーンについて「グッドプライス、すぐにアンロック可能」などと書かれた看板を掲げる店も多い。
インターネット上でのアイフォーンの売買は過去数カ月、一段と人気が高まっている。供給不足に加えて新型モデルはアンロックできないとのうわさも手伝い、現行機種の価格は25─30%上昇した。
米国出張の際に初代アイフォーンを購入したというタイの41歳のビジネスマンは「今ではアイフォーン中毒。旧機種を売って3Gモデルを買うつもりだ。いくらであろうと手に入れる」と語った。
タイのウェブサイトが行ったアンケートでは、2000人の回答者の77%以上が新型アイフォーンを購入したいと答えている。
タイの携帯電話キャリア最大手アドバンスド・インフォ・サービシズ(AIS)ADVA.BKによると、同国内には推定14万人のアイフォーンユーザーがいる。
アップルは11日、ニュージーランドを皮切りに日本や香港など20カ国・地域で新型アイフォーンを発売するが、タイ国内での販売についてAISとはまだ契約していない。 続く...


