富士通が携帯電話基地局で海外進出、世界シェア20%程度目指す
[東京 22日 ロイター] 富士通(6702.T: 株価, ニュース, レポート)は、携帯電話の基地局事業で海外進出する。同社広報担当者が22日、ロイターに明らかにした。次世代携帯電話規格向け基地局を欧米やアジアの通信会社に販売する。2012年度には売上高1000億円超とし、世界シェア20%程度を目指す。
通信会社に売り込みをかける新型の基地局は、現行の基地局に比べ約半分の大きさと小型化を進めた。欧米やアジアで受注活動を始めており、アフリカや東欧など拠点のない地域では、他の通信機器会社にOEM(相手先ブランドによる生産)供給する方針。
携帯電話市場では、国内外で主流となっている通信規格が異なっており、富士通は国内でのみ基地局事業を手がけていた。しかし「第3.9世代」と呼ばれる次世代規格では、世界で主流となりつつある「LTE」方式を、NTTドコモ(9437.T: 株価, ニュース, レポート)やソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)、KDDI(9433.T: 株価, ニュース, レポート)の国内通信各社も採用する方向となっており、販売機会が拡大すると判断した。
富士通は、次世代無線通信規格「WiMAX(ワイマックス)」を含めた2012年度の市場規模を5500億円程度と試算。このうちシェア20%程度を得て、売上高1000億円超を目指す考え。
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