アドテスト、08年9月中間期は営業赤字55億円を予想
[東京 25日 ロイター] アドバンテスト(6857.T: 株価, ニュース, レポート)は25日、2008年9月中間期の連結業績見通しで、営業損益が55億円の赤字になる見通しだと発表した。半導体メーカーが設備投資に対して慎重姿勢を続けているため、主力の半導体テスターなどの受注高が大幅に落ち込むとして、中間期では2002年9月中間期以来、6年ぶりの営業赤字を見込む。
営業赤字55億円は、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト3人の予測平均値の営業赤字15億円を下回った。08年9月中間期は売上高が前年同期比56.5%減の500億円、当期損益が25億円の赤字(前年同期は169億円の黒字)をそれぞれ予想している。中間期の受注高の見通しは前年同期比62.2%減の360億円。通期の業績見通しは示してない。
08年4─6月期(第1・四半期)の営業損益は18億円の赤字(前年同期は116億円の黒字)だった。4─6月期の受注高は182億円で、前年同期比65.8%の大幅減少。メモリーを中心に半導体メーカーの投資抑制が影響しているという。4─6月期の売上高は前年同期比53.7%減の265億円だった。
会見した中村浩志執行役員は、下期の受注見通しについて「第3・四半期(10─12月期)以降の状況は不透明感がある。厳しい状況が続く」と述べた。通期の黒字化について中村執行役員は「利益確保のために最大限努力を払う」としながらも、4─6月期の売上高に触れ、「この水準の数字が続くと、(通期の黒字化は)苦しいことは間違いない」と語った。黒字化に向け、シェア向上や固定費削減に取り組むとしている。
(ロイター日本語ニュース、浜田 健太郎記者)
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