テクモがスクエニの買収案拒否、コーエーと経営統合で協議

2008年 09月 4日 17:05 JST
 

 [東京 4日 ロイター] スクウェア・エニックス(9684.T: 株価, ニュース, レポート)から買収提案を受けていたテクモ9650.Tは4日、スクエニの提案を拒否し、コーエー9654.Tとの経営統合に向けて協議を開始すると発表した。

 テクモとコーエーは、プラットフォームの多様化やグローバル化に対応するため経営統合の協議を行うと説明。有能な従業員や安定した開発環境の確保、両ブランドの維持発展を考えた場合、経営統合することによって一層の飛躍が期待できるとしている。

 具体的なプランは両社が設置する「経営統合委員会」(仮称)で、今後2カ月をメドに出す方針。

 一方、スクエニは8月29日、テクモの取締役会に対し1株920円でテクモの株式公開買い付け(TOB)を提案し、9月4日までに提案に対する回答がないか、またはテクモ取締役会の賛同が得られない場合は提案を撤回すると発表していた。

 テクモはこの回答として4日、「当社収益の源泉である有能な従業員や安定した開発環境の確保、ブランドの維持発展の観点から検討した結果、他により企業価値向上の実現性の高い選択の可能性があることから賛同するには至らなかった」と、スクエニの提案を拒否した。

 スクエニは、「コーエーとの経営統合の条件が、スクエニよりテクモ株主に有利であることを具体的に示して欲しい」とテクモに説明を求めるコメントを発表し、テクモ側の対応を待つ構えだ。

(ロイターニュース 江本 恵美記者)

 
 
 
 
 
 

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