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米テスラ、第4四半期は赤字縮小 9月までに「モデル3」量産へ
2017年2月23日 / 01:50 / 7ヶ月前

米テスラ、第4四半期は赤字縮小 9月までに「モデル3」量産へ

 2月22日、米電気自動車(EV)大手テスラが発表した第4・四半期決算(2016年12月31日まで)は赤字幅が縮小した。また新型セダン「モデル3」について、9月までの量産開始に向けて順調と強調した。写真は「モデル3」。昨年3月テスラ提供(2017年 ロイター)

[サンフランシスコ 22日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)が発表した第4・四半期決算(2016年12月31日まで)は赤字幅が縮小した。また新型セダン「モデル3」について、9月までの量産開始に向けて順調と強調した。

ただ同社は多額のキャッシュを事業につぎ込んでおり、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は増資する可能性に言及した。

同CEOは、投資家との電話会議で「われわれの財務計画ではモデル3向けに資金調達する必要はないが、ぎりぎりのところまで来ている」とし、「複数の選択肢を検討しているが、おそらくリスクを軽減するため増資するのが妥当だろう」と述べた。

同社はモデル3の生産開始前に20億─25億ドルの設備投資を行う計画で、第4・四半期時点の手元資金は34億ドル。

マスクCEOは、18年に年間50万台、20年までに100万台のEVを生産する計画を改めて示した。

また、17年上半期に「モデルS」「モデルX」を合わせて4万7000台─5万台出荷する見込みと発表した。

モデル3の今年の目標については言及せず、昨年4月に37万3000台とした同モデルの事前予約状況のアップデートもなかった。

マスクCEOはまた、ジェイソン・ウィーラー最高財務責任者(CFO)が4月に退任すると明らかにした。後任には投資家に人気があった前CFOのディーパック・アフジャ氏が復帰するという。

第4・四半期の普通株主帰属純損失は1億2130万ドル(1株当たり0.78ドル)で、前年同期の3億2040万ドル(1株当たり2.44ドル)から赤字が縮小した。

調整後1株損益は0.69ドルの赤字で、トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想(0.43ドルの赤字)よりも大幅な赤字となった。ただ今回の決算には、テスラが昨年買収したソーラーシティの業績が反映されていることから、アナリストらの予想はレンジが通常よりも幅広かった。

売上高は88%増の22億8000万ドルで、市場予想(21億8000万ドル)を上回った。

総営業費用は46.6%増の7億0200万ドル。

設備投資は5億2160万ドルに倍増した。

ティグレス・フィナンシャル・パートナーズのアナリスト、イワン・フェインゼス氏は、テスラの決算について「市場の期待通りだった」とし、株価が高値圏にあることを踏まえ、比較的早い今春の終わりごろか夏の初めにテスラが増資すると予想した。

米国株式市場引け後の時間外取引で、テスラは1.6%上昇した。

22日引け時点で同社株は過去12カ月間に53.9%上昇している。

*内容を追加しました。

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