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商都テルアビブにもロケット弾、湾岸戦争以来20年ぶり
2012年11月16日 / 00:21 / 5年前

商都テルアビブにもロケット弾、湾岸戦争以来20年ぶり

11月15日、イスラエルの商業都市テルアビブにパレスチナ自治区ガザ地区からのロケット弾2発が飛来した。写真はガザ地区北部の境界付近に配置されたイスラエル軍の戦車(2012年 ロイター/Amir Cohen)

[ガザ 15日 ロイター] イスラエルの商業都市テルアビブに15日、パレスチナ自治区ガザ地区からのロケット弾2発が飛来した。犠牲者は確認されていない。テルアビブを狙った攻撃は1991年の湾岸戦争以来初めて。

イスラエルとガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスなどの間では過去数日にわたって攻撃が続いていたが、イスラエル軍が14日にハマス軍事部門のトップ、アハメド・ジャバリ司令官を殺害したことを受け、緊張がさらに高まっている。

テルアビブの都市部には300万人以上が居住し、イスラエルの人口の4割超を占める。イスラエルの関係筋によると、2発のロケット弾は海と居住者がいない地区にそれぞれ着弾した。

15日にはハマスのロケット弾を受けたイスラエル人3人が死亡。一方、パレスチナ側の犠牲者は19人に達した。このうち6人は子どもだという。

イスラエルは一連の攻撃について、ガザからのミサイル攻撃拡大への対応だとしている。ガザへの攻撃は15日も続き、イスラエル軍の報道官は、最大3万人の予備軍を招集する承認を得たと発表。作戦拡大を示唆した。また、軍の戦闘機はガザで、ハマスの施設などから距離を置くよう呼び掛けるチラシを投下した。

ハマスが支持者と考えるエジプトのモルシ大統領は、イスラエル軍の空爆を非難。エジプト当局者はカンディール首相らが16日にガザを訪問すると発表した。

米ホワイトハウスは14日、オバマ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相、エジプトのモルシ大統領と電話会談し、イスラエルの自衛権への支持をあらためて示したと発表。またフランスのエロー首相によると、オランド大統領がガザ地区への攻撃停止を目指してイスラエルのネタニヤフ首相や各国首脳と協議。また、ネタニヤフ首相と協議したキャメロン英首相は、情勢緊迫化の責任はハマスにあると述べた。

一方、ハマスを支持し武器供与を行うイランは、イスラエルの攻撃を「組織化されたテロリズム」と非難。

中東情勢の悪化を受け、原油価格は1ドル以上値上がりし、イスラエルの株式・債券市場は下落した。

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