Reuters logo
日経平均反発し9600円を一時回復、円安で輸出関連が堅調
2012年12月12日 / 06:42 / 5年前

日経平均反発し9600円を一時回復、円安で輸出関連が堅調

[東京 12日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は反発。取引時間中としては4月27日以来、7カ月半ぶりに9600円台を回復する場面があった。円安を背景に先物が上昇したほか、ハイテクなど輸出株中心に堅調な展開となった。

12月12日、東京株式市場で日経平均は反発。取引時間中としては4月27日以来、7カ月半ぶりに9600円台を回復する場面があった。写真は6月、東京証券取引所で撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

北朝鮮によるミサイル発射の影響は限定的。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え後場は伸び悩んだ。売買代金は1兆円を回復した。

東京市場で日経平均は、利益確定売りを吸収しながら底堅い展開となった。為替の円安傾向が輸出企業の業績改善期待につながり、12月10日の高値9584円46銭を上回る水準で寄り付いた。外部環境も落ち着きつつあり、減税失効と歳出削減が年明けに重なる「財政の崖」を回避できるとの見方から前日の米国株市場は上昇。好調な独経済指標を背景に対ユーロでは107円台前半、対ドルで82円台後半で推移したこともサポート材料となった。

午前9時49分ごろ、北朝鮮の「人工衛星」と称するミサイルが北朝鮮西岸から発射されたが、影響はほとんどみられなかった。市場では「きょうは不透明要因がありながらも高値を更新しており、円安で輸出関連が買い戻されるという基本的なトレンドは変わっていない」(SMBC日興証券・株式調査部の圷正嗣氏)との声が聞かれた。為替市場で一段の円安傾向が強まれば、企業の損益分岐点が下がっているだけに来期の増益期待は高まりやすい。

ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、追加緩和による円高を警戒する声もあり、後場は様子見ムードが漂った。14日の12月日銀短観と先物・オプションSQ(特別清算指数)算出、16日の衆院選投開票とイベントは目白押しだ。

政権交代で恩恵を受けるとされる不動産セクターや金融株の一角、円安で輸出関連がしっかり推移する一方で、デフェンシブ系の医薬品セクターや食料品といった内需の一角はさえなかった。

個別銘柄では、TDK(6762.T)、キヤノン(7751.T)、ニコン(7731.T)、ホンダ(7267.T)などが堅調。トヨタ自動車(7203.T)やファナック(6954.T)、コマツ(6301.T)も買われたほか、ファーストリテイリング(9983.T)が連日の年初来高値更新。シャープ(6753.T)、東芝(6502.T)、川崎重工業(7012.T)などの中低位株も買われた。一方で、三井ハイテック(6966.T)は急反落。2013年1月期連結業績予想の下方修正を嫌気し、東証1部の値下がり率トップとなった。アステラス製薬(4503.T)やカルビー(2229.T)も売られた。

東証1部騰落数は、値上がり911銘柄に対し、値下がりが593銘柄、変わらずが185銘柄だった。

(ロイターニュース 寺脇麻理)

日経平均.N225 TOPIX.TOPX

終値      9581.46 (+56.14) 終値       791.29(+5.22)

寄り付き    9606.25 寄り付き     792.01

安値/高値   9565.95─9606.25 安値/高値    789.64─792.87

東証出来高(万株) 193972 東証売買代金(億円) 10627.94

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below