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ドル82円後半、北朝鮮のミサイル発射への反応は限定的
2012年12月12日 / 07:02 / 5年前

ドル82円後半、北朝鮮のミサイル発射への反応は限定的

12月12日、東京外為市場午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の82円後半。写真は2009年7月、都内の外為ディーラー(2012年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 12日 ロイター] 東京外為市場午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の82円後半。目立った材料はなかったものの、日経平均株価が底堅く推移する中で、やや円売りに傾いた。

午前10時頃に北朝鮮が「人工衛星」と称するミサイルを発射したとの一報が飛び込んできたが、相場の反応は限定的だった。

<北朝鮮がミサイル発射>

北朝鮮は12日午前、「人工衛星」と称するミサイルを発射した。日本政府によると、ミサイルは午前9時49分ごろ、北朝鮮西岸から1発、南方向に発射。午前10時01分ごろに沖縄県上空を通過し、3つに分かれ、いずれも予告区域内の洋上に落下したとみられている。

仲値公示をはさんで報じられた一連の北朝鮮関連のニュースを受けて、ドル/円は82.63円まで小幅上昇したが、その直後に82円半ばに反落。相場の反応は限られた。

午後に入り、再び円売りに傾き、一時82.69円まで上昇したものの、市場では「特に目立った材料が出ているわけではない。クロス円の買いは淡々と出ているが、ドル円単体の買いはあまり聞かれない」(大手信託銀)との声が出ていた。

<FOMC予想通りなら影響限定的か>

参加者の目線はすでに米連邦公開市場委員会(FOMC)に向かっている。

市場では、年末で期限が切れるツイストオペを埋め合わせる形で、月間450億ドルの債券買い入れプログラムが発表されるとの見方が有力だが、参加者からは「予想通りであれば、やはりドル売りで反応するのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。

ただ、この関係者は「日銀金融政策決定会合を来週に控え、下押し圧力もそれほど強くないだろう」とも付け加え、株高で反応した場合も「リスクオンの中で、ドル売り、円売り、クロス円上昇につながる可能性はあるものの、ドル/円はほとんど動かないだろう」との見方を示した。

これに対して、IGマーケッツ証券為替担当アナリスト、石川順一氏は「ファーストリアクションはドル売りで反応するのではないか」としながらも、「その後は米株式市場の動向次第。米株が好感すればリスクオンによるドル売り/円売りが加速し、ドル/円はクロス円での円売りに支えられ、上値を試す可能性がある」との見方を示した。

(ロイターニュース 志田義寧)

ドル/円JPY=   ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在  82.66/68  1.2997/01  107.44/48

正午現在    82.54/56  1.3009/13  107.38/42

午前9時現在  82.52/54  1.3010/14  107.36/40

NY午後5時 82.49/51  1.3005/08  107.30/34

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