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ミャンマー西部に非常事態宣言、宗教対立が深刻化
2012年6月11日 / 01:07 / 5年前

ミャンマー西部に非常事態宣言、宗教対立が深刻化

[ヤンゴン 10日 ロイター] ミャンマーの国営テレビは10日、テイン・セイン大統領が、仏教徒とイスラム系少数民族の対立が悪化している西部ラカイン州に非常事態宣言を発令したと伝えた。同州での衝突は、昨年の民政移管後、民主改革を進め民族調和を目指すミャンマーにとって最悪の事態となった。

同州では、「ロヒンギャ」と呼ばれるイスラム系少数民族によるものとされる集団レイプで仏教徒の女性が死亡した事件を受け、仏教徒による報復攻撃で3日にロヒンギャ族10人が殺害された。その後、週末にかけて衝突が激化し少なくとも7人が死亡。国営メディアによると、少なくとも500世帯や建物などが放火されたという。

テイン・セイン大統領は急きょテレビ演説し、ラカイン州での宗教間の報復や殺し合いが続けば、他の地域に拡大する可能性があると懸念を表明。問題解決に向け、宗教指導者や各政党などと協議していることを明らかにした。また「衝突が拡大すれば、民主化への動きや国家の安定が非常に損なわれることになる」と述べた。

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