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情報BOX:日銀審議委員に提示された佐藤健裕氏の最近の発言
2012年6月11日 / 09:54 / 5年前

情報BOX:日銀審議委員に提示された佐藤健裕氏の最近の発言

[東京 11日 ロイター] 政府は11日、議院運営委員会の両院合同代表者会議に現在空席となっている日銀審議委員として、モルガンスタレンーMUFG証券マネージング・ディレクター、経済調査部チーフエコノミスト兼債券調査本部長の佐藤健裕氏を充てる人事案を提示した。

中村清次氏の後任となる。佐藤氏は、景気全般、日銀の金融政策、財政政策など、幅広い分野について分析・情報発信を行ってきた。

●最近の発言

「『大いなる金融緩和の第二幕』が再び加速する展開を予想」

「向こう数カ月間先進国地域の中央銀行、新興国地域の中央銀行、両地域の中央銀行が揃って追加金融緩和に動くと見込まれる。その主な理由として、第一に、米国や中国の経済成長の足取りが鈍く、欧州が景気後退局面にある状況下、磐石ではない世界経済、第二に、依然として金融政策が財政政策の制約を受ける財政優位の状態にある。日銀も7月もしくは早ければ6月の金融政策決定会合で量的緩和の拡充を決めると予想される」(6月1日)

「目先の全国コアは伸び悩む可能性が高い。日銀は12─13年度の全国コアをそれぞれ前年度比+0.3%、+0.7%と強気に見る一方、弊社はそれぞれ+0.1%、‐0.3%と慎重に見ている。ここもとの東京都区部コアの低調な動きは先行きの全国コアの低迷を示唆し、我々の慎重な物価予想にも合致している。上記の展開から、物価見通しに強気な日銀の見通しは下振れる公算が高い。日銀は5月の金融政策決定会合の声明文において、『強力に金融緩和を推進する』という文言を削除して、政策スタンスを後退させたように見える。こうした日銀の姿勢は政治家の批判を招き、裏目に出る可能性がある。弊社は欧州情勢次第で次回緩和が7月から次回6月会合に前倒しとなる可能性もあるとみている」(5月25日)

●略歴

1985年  京都大学経済学部卒業

1985 年 住友銀行に入行 同行の市場営業部門、および日本総合研究所において、マーケット・エコノミストとして経済・市場予測に携わる

1999年 モルガン・スタンレー証券会社に入社 グローバル・エコノミックス・チームの一員として日本経済および日銀ウオッチ、市場予測を担当

2006年  日本経済担当チーフエコノミストに就任

2010年  債券戦略部長

2012年  債券調査本部長を兼任

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