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ドル77円後半、スペイン首相発言でユーロ強含み
2012年9月12日 / 06:52 / 5年前

ドル77円後半、スペイン首相発言でユーロ強含み

9月12日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の77円後半。写真は昨年1月撮影(2012年 ロイター/Dado Ruvic)

[東京 12日 ロイター] 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の77円後半。午後、スペインのラホイ首相の発言が報じられるとユーロが強含んだ。

ただ、ドイツ憲法裁判所による欧州安定メカニズム(ESM)の合憲性判断やオランダ総選挙、米連邦公開市場委員会(FOMC)とこの日の海外時間から欧米で重要イベントが目白押しのため、いずれの通貨ペアも積極的な売買は手控えられた。

午後、スペインのラホイ首相が欧州中央銀行(ECB)に対して債券買い入れを通じた支援の要請を検討していると報じられると、ユーロ買いが強まった。ユーロ/ドルは1.2883ドルまで上昇して5月14日以来の高値を付けたほか、ユーロ/円は100.30円まで上げて7日の高値100.43円に迫った。もっとも、欧州で続く重要イベントが意識されてユーロを一段と買い上げる機運は高まらず、ユーロはもみ合いに転じた。

ユーロ/ドルについては、前日に200日移動平均線(12日=1.2832ドル)を上抜けたことで、「ここから上は目ぼしいレジスタンスはない」(大手信託銀行)との指摘が出ている。ユーロ/円については「(上に)ストップロスが控えているとは聞いていない。ユーロクロスの中でも海外勢の注目度は低い」(同)という。ユーロ/円は100.43円を突破すれば7月4日以来の高値となるが、ユーロクロスの値動きに左右されるとみられている。

ドル/円は、前日の海外時間に急ピッチで下落したことで、この日は朝方から買い戻しが流入した。ただ、78円を回復できないまま伸び悩んだ。「78円にタッチしないことで、上値が重いと思っている市場参加者が多い」(邦銀)との声が出ていた。午後にはスペイン首相の発言でユーロが動意づいたが、ドル/円の反応は鈍かった。「FOMC待ちで積極的に動けない」(外資系銀行)状況が続いている。

ドル/円は前日のロンドン時間から下落を開始したが、ここまで日本の当局者からは円高警戒発言は出ていない。しかし、この外資系銀行の関係者は「コメントの有無は関係ない。なくても『大丈夫』というメッセージではない。現水準は常に介入警戒ゾーンだとみている」と話していた。

(ロイターニュース 和田崇彦)

ドル/円JPY=    ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在  77.89/91   1.2865/69  100.20/25

正午現在    77.86/88   1.2859/63  100.14/16

午前9時現在  77.76/78   1.2849/53   99.93/95

NY午後5時  77.78/80   1.2852/53   99.93/99

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