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今日の株式見通し=小動き、米FOMC前で見送り強い
2012年9月12日 / 22:57 / 5年前

今日の株式見通し=小動き、米FOMC前で見送り強い

[東京 13日 ロイター] きょうの東京株式市場で日経平均は小動きが見込まれている。独憲法裁判所が欧州安定メカニズム(ESM)に合憲判断を示したことで欧州債務危機をめぐる懸念が和らぎ、株価の下支えになるとみられる一方、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に見送りムードも強いという。日経平均9000円水準では戻り売りも出やすい。

半面、きょうはメジャーSQ(特別清算指数)最終売買日であり、先物市場で権利行使価格9000円を意識した動きが続く可能性もあると指摘されている。

日経平均の予想レンジは8900円―9000円。

ドイツ憲法裁判所は12日、一定条件の下でESMと欧州財政協定の批准を認める判断を下した。ユーロ圏の中核国ドイツがESMの批准手続きを無事に完了できる見通しとなったことで、債務危機対策の柱であるESM発足への期待が高まり、株式市場を下支えするとみられている。一方、FOMCの決定を前に投資家の間では警戒感も広がっており、12日の米国株式市場は小幅高にとどまった。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)は大証終値比5円安の8945円となっている。

立花証券・顧問の平野憲一氏は「財政の崖が意識され、今回のFOMCでは量的緩和第3弾(QE3)が出ない可能性がある。超低金利の時間軸の延長にどれだけプラスアルファの政策が加わるかでマーケットの反応が異なるのではないか。時間軸延長もなければ期待感が先行していただけに失望売りが広がりやすい」との見方を示す。きょうの東京株式市場では基本的に様子見ムードが強く、薄商いが続く見通しだが、「あすのメジャーSQをにらみ、権利行使価格9000円をうかがう場面もあるのでは」(平野氏)とみていた。

個別銘柄では、伊藤忠商事(8001.T)が注目される。米ドール・フード・カンパニーDOLE.Nは、加工品事業とアジアの青果物事業の売却について、伊藤忠と協議を進めていることを明らかにした。交渉に詳しい関係者によると、伊藤忠による買収金額は17億ドル程度となる見込みで、近く合意に達する見込み。伊藤忠によれば事業取得に向けてドールと交渉中であり、契約締結を条件に対象事業を取得するための新会社を設立すると発表している。

(ロイターニュース 杉山容俊)

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