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前場の日経平均反落、景気減速懸念が重し
2012年9月28日 / 03:02 / 5年前

前場の日経平均反落、景気減速懸念が重し

9月28日、前場の東京株式市場で日経平均は反落。写真は東京証券取引所で26日撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 28日 ロイター] 前場の東京株式市場で日経平均は反落した。スペインが経済改革の工程表を明らかにし、欧州懸念が和らいだことで朝方はしっかりとした値動きだったが、次第に弱含んだ。国内景気減速に対する警戒感が重しになったという。期末を前にドレッシング買いへの期待感がある一方、ポジション調整による売りや信用期日に絡む売りなどが指摘された。

スペインは27日、歳出削減に重点を置いた2013年予算案を提示するとともに、経済改革の行程表を明らかにした。全面支援を要請した場合、履行の義務付けが想定される財政再建の条件に対し、同国が先手を打って対応する狙いがあると受け止められ、同国をめぐる懸念がやや後退。朝方の日本株上昇を支援したとみられている。

ただ、寄り前に発表された鉱工業生産指数速報が事前予想から下振れしたことで、国内景気に対する懸念が高まった。マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆氏は「鉱工業生産の下振れに加え、来週10月1日には悪化が想定されている9月日銀短観や9月中国PMI、9月米ISM製造業景気指数などの発表が予定されており、世界的な景況感の弱さが警戒される」との見方を示した。

また中間期末を前にドレッシング買いへの期待感はある一方、「期末には機関投資家からポジション調整による手じまい売りも出やすい」(準大手証券)と指摘された。日経平均が高値を付けた3月27日に対する絶対期日近辺のため、「信用期日に絡む売り物などで需給的には良くない」(国内証券)との見方もあった。

業種別では、海運や商社、自動車、証券などが軟調。半面、石油・石炭製品や鉄鋼などがしっかりだった。個別ではキリンホールディングス(2503.T)が続伸。保有するシンガポールのフレーザー&ニーブ(F&N)(FRNM.SI)株の売却を検討、との報道が材料視された。

東証1部騰落数は、値上がり526銘柄に対し、値下がりが954銘柄、変わらずが188銘柄だった。

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