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モンティ伊首相、EUに成長課題へのさらなる取り組み要請
2012年5月8日 / 23:09 / 5年前

モンティ伊首相、EUに成長課題へのさらなる取り組み要請

[ローマ 8日 ロイター] イタリアのモンティ首相は8日、財政赤字の算出方法を変更すべき、との考えを示すとともに、欧州連合(EU)の欧州委員会が成長に向けた課題設定で今以上に積極的に行動すべき、との考えを示した。

5月8日、イタリアのモンティ首相はm欧州委員会が成長に向けた課題設定で今以上に積極的に行動すべきとの考えを示した。写真はレーン欧州委員(左)とモンティ首相(2012年 ロイター/Max Rossi)

首相は、レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)と共に出席した会議で「レーン委員と欧州委員会が積極的かつ主導的な役割を果たすことを求める」と語った。

EUの財政ルールについて、財政赤字を増やすことなく民間セクターに債務を返済することができるよう変更すべきとの考えを示した。さらに、公共投資とそれ以外の歳出をはっきりと分けるべき、と主張した。

イタリアでは政府の公共事業などの支払いの遅れで取引先企業の資金繰りが悪化することが多く、問題となっている。こうした支払い遅延の債務残高は推計で少なくとも600億ユーロとなっている。

首相は、赤字額の算出にあたり、政府は「純粋な」公共投資と生産性が比較的低い政府支出とをはっきり分けるべき、と主張した。これは、ドイツや他の北欧諸国で取り入られている方法。

首相は「公共投資を通じた生産の拡大は立派な政策ということを議論するためドイツから関係者を招いている」と述べた。

また、ユーロ加盟国がユーロ圏共同債の発行に前向きな決定を下すまで長い時間はかからないとの見方を示した。

首相は「直ちには実現しない公算が大きいものの、いつかは実現すると確信している。(実現の)時期は近づいており、前向きで重要なことと認識している」と述べた。

ユーロ圏共同債の発行をめぐっては、ドイツや北欧諸国が、ユーロ圏内の財政規律がより堅固なものになるまでは時期尚早として、反対する立場を表明している。

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