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審議中の消費増税法案では不十分=フィッチの格付け責任者
2012年5月23日 / 11:07 / 5年前

審議中の消費増税法案では不十分=フィッチの格付け責任者

5月23日、フィッチのアジア太平洋地域ソブリン格付けの責任者であるアンドリュー・コルクホーン氏は、野田佳彦首相が今国会で成立を目指す消費増税関連法案では、日本の財政健全化に不十分だとの認識を示した。ミラノで1月撮影(2012年 ロイター/Alessandro Garofalo)

[東京 23日 ロイター] フィッチ・レーティングスのアジア太平洋地域ソブリン格付けの責任者であるアンドリュー・コルクホーン氏は23日、野田佳彦首相が今国会で成立を目指す消費増税関連法案では、日本の財政健全化に不十分だとの認識を示した。

また、たとえ同法案が国会で成立したとしても、格付けはネガティブな圧力にさらされ続けるとした。

フィッチは前日、日本の長期自国通貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)をAAマイナスからAプラスに1段階引き下げた。見通しはネガティブ。

コルクホーン氏は電話会議で「もしもそれ(消費増税)ができなければ、格付けにとってネガティブとなるだろう。ただ、たとえそれができたとしても、現行の財政健全化計画では2020年度まで政府債務が拡大し続けることから、われわれは依然、長期的に格付けがネガティブな圧力にさらされるとみている」と述べた。

同氏は「消費税がもしも現在審議されている形で増税となったとしても、われわれが格付けの見通しを『安定的』に戻すように見直すことには必ずしもならない」と説明。「法案が通過したとしても、ネガティブの見通しは据え置き、例えば6─12カ月以内に見通しを変更することには必ずしもならないとみている。ただ、われわれの標準的な24カ月の見通し期間の終盤にかけて、もしくはそれ以後には(変更の)可能性があるかもしれない」と述べた。

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