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週末のEU財務相非公式会合、ECB国債買い入れ策などを協議
2012年9月12日 / 02:21 / 5年前

週末のEU財務相非公式会合、ECB国債買い入れ策などを協議

[ブリュッセル 11日 ロイター] 14日からキプロスで開催される欧州連合(EU)財務相理事会の非公式会合では、欧州中央銀行(ECB)が先週発表した国債買い入れ策やドイツ憲法裁判所の欧州安定メカニズム(ESM)に対する判断などが協議される見通し。

9月11日、14日からキプロスで開催されるEU財務相理事会の非公式会合では、ECBが先週発表した国債買い入れ策やドイツ憲法裁判所の欧州安定メカニズムに対する判断などが協議される見通し。ブリュッセルで5月撮影(2012年 ロイター/Francois Lenoir)

10月8─9日にはルクセンブルクでEUの正式会合が予定されており、今回の会合で正式な決定事項はないが、夏の休暇から戻った各国財務相が、欧州債務危機の現状やECBの国債買い入れについて話し合う重要な場となる。

スペインが救済を正式に要請するか、キプロスへの支援が必要かが話し合われるほか、支援を受けたギリシャ、ポルトガル、アイルランドの財政再建の進捗状況、ユーロ圏の銀行同盟なども議題になる見通し。

前回の会合から最大の進展は、9月6日のECBによる国債買い入れ計画の発表だろう。ECBは、困難に直面しているユーロ圏加盟国の借り入れコスト引き下げに向け、新たな国債買い入れプログラム(OMT)の実施で合意した。

ドラギ総裁は、重債務国が要請し支援条件を受け入れるならば、期間3年までの国債を流通市場で買い入れる用意があると明らかにした。

一方、スペインは、国内の政治的反発を警戒し、支援要請に消極的。ただ、借り入れコストを引き下げるためには支援要請は避けられないとみられている。

ユーロ圏当局者によると、スペインは支援についてまだ決定していないが、同国への支援規模は既に話し合われている。

また、スペインは、同様に市場の圧力にさらされているイタリアとともに、支援を要請することで、マイナスの印象を薄めるとの見方もある。

アイルランド政府が求めている、国内銀行救済のために受けた310億ユーロの支援条件の緩和についても協議される見通し。

アイルランドは、支援条件として合意した財政再建を着実に進めており、その点は評価されているものの、利子支払い負担が財政を圧迫している。

ユーロ圏首脳は6月、銀行への直接資本注入ができる救済基金を提起した。ESMからアイルランドの銀行への直接支援を実現させるには、ESMの稼働が前提となる。ドイツ憲法裁判所は12日に、ESMが合憲と判断すると予想されている。

あるユーロ圏当局者によると、ESMは10月から稼働する可能性が高く、各国のESMへの出資規模やその時期、融資金利なども週末の会合で協議される。

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