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アングル:スマホやタブレット端末の普及で米年末商戦に変化
2012年11月16日 / 10:02 / 5年前

アングル:スマホやタブレット端末の普及で米年末商戦に変化

11月16日、米小売り業界は、スマートフォンやタブレット型端末の普及を受け、22日の感謝祭当日をターゲットとした初めての販売戦略に乗り出す。ロンドンで昨年11月撮影(2012年 ロイター/Neil Hall)

[16日 ロイター] 米小売り業界は、スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)やタブレット型端末の普及を受け、22日の感謝祭当日をターゲットとした初めての販売戦略に乗り出す。七面鳥やパンプキンパイのディナーを済ませた後に、すぐさまこうした携帯端末でショッピングを楽しんでもらおうという計画だ。

米電子商取引大手イーベイ(EBAY.O)でモバイルビジネス部門トップを務めるスティーブ・ヤンコビッチ氏は「これは新たな買い物時間だ」と語る。

スマホやタブレット型端末が普及する以前は、感謝祭のディナー後にノートパソコンを取り出したり、デスクトップパソコンを立ち上げるために仕事部屋に向かったりするのはマナーに反するとみられていた、と同氏は説明。しかし、「タブレット型端末やスマホだと、そうした(マナー違反に対するような)反応が返ってくることはない」。

イーベイが米国の買い物客1000人以上を対象に最近実施した調査によると、約3分の2が感謝祭のディナー後に年末商戦が始まるべきだと回答。回答者の食事終了時間見通しは平均で午後5時23分(米東部標準時間、日本時間翌日午前7時23分)。

イーベイはこれを基に、感謝祭の米東部標準時間午後5時23分に自社のモバイルアプリを通じて限定販売 を打ち出す計画だ。

玩具大手トイザラス TOYS.N、HSN(HSNI.O)、Rue La La、ideeliといったその他各社も、感謝祭の午後にモバイルで買い物をする顧客向けに対策を打ち出す考えだ。

<急速に成長>

米国の年末商戦は通常、感謝祭翌日の金曜日「ブラックフライデー」で幕が開ける。

翌週の月曜日は「サイバーマンデー」と呼ばれ、仕事に復帰した人々がオフィスのパソコンを使ってオンラインショッピングを行う日となっている。

だが、現在は感謝祭当日がオンライン上の書き入れ時として存在感が高まっている。

米調査会社コムスコアSCOR.Oによると、感謝祭当日の電子商取引額は過去5年間で128%増の4億7900万ドルとなっており、ブラックフライデーやサイバーマンデーなどよりも伸び率が高い。

昨年のサイバーマンデーにおけるオンライン取引額12億5000万ドルには遠く及ばないが、小売業界の期待は高い。

コムスコアのアンドリュー・リップスマン氏は「今はまだ小さいが、今後は急速に増えるだろう。感謝祭当日が一段と重要な書き入れ時になっているとの話は良く聞くようになっている」と述べた。

( 記者 Alistair Barr;翻訳 川上健一;編集 田中志保)

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