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今日の株式見通し=反落、円高が重し 売り一巡後は押し目買いも
2017年7月11日 / 23:04 / 2ヶ月前

今日の株式見通し=反落、円高が重し 売り一巡後は押し目買いも

[東京 12日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反落すると予想される。前日の米国株はまちまちだったが、為替が円高に振れており売り優勢で始まる公算が大きい。ただ、全体相場の地合いの良さは持続しており、売り一巡後は押し目買いが入りプラスに転じる場面も見られるだろう。

取引時間中にドル/円JPY=が円安に進めば主力輸出株への買いも期待できる。

日経平均の予想レンジは2万0050円─2万0250円

前日の米国株式市場でダウ.DJIはほぼ変わらず、ナスダック.IXICは小幅高、S&P500.SPXは小幅下落となり、主要3指数はまちまちの様相となった。トランプ米大統領の長男が昨年の大統領選期間中、クリントン民主党候補に不利な情報の提供を持ちかけたロシア人弁護士と面会した際に、情報の出所がロシア政府だと事前にメールで知らされていた、と伝えられたことで米株は一時急落する場面があった。

ただその後、共和党のマコネル上院院内総務が8月の休会開始を先送りすると発表すると、トランプ政権の経済政策進展への期待から地合いが改善した。

一方、米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は11日、ニューヨークで開催された中銀関連の会議で、バランスシートの縮小に近く着手すべきとの認識を示した。理事は「追加利上げには慎重を期すことが望ましい」ともしており、利上げペースが鈍化するとの見方からドル安・円高に振れたとも捉えられる。

外為市場でドル/円JPY=は113円台後半と前日の午後3時時点より、50銭ほど円高に振れている。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万0120円、大阪取引所の夜間終値は2万0110円だった。いすれも前日の現物株の終値を下回っており、朝方はやや売り先行となる可能性がある。

ブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏は「トランプ氏の長男のメール公開がトランプ大統領のロシア・ゲート疑惑を再燃させ、東京市場でも売り要因になることは考えにくい。同疑惑に関しては特別検察官が調査中であり、市場は調査結果待ちの状態だ」と話している。

今晩には米国で、イエレンFRB議長の下院での議会証言が控えており、後場は様子見姿勢が強まることが見込まれる。市場では「FRBの金融政策報告書は7日に公表済みで、イエレン氏の証言は報告書に基づくと見られている。証言内容よりもどちらかというと記者会見のほうに注目が集まる」(馬渕氏)との見方がでている。

きょうは国内では6月企業物価指数や5月第3次産業活動指数が発表される。ソウルドアウト(6553.T)が公開価格1200円でマザーズに新規上場する。海外では 米住宅ローン・借換え申請指数が公表されるほか、ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁の講演も予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      20195.48 20318.11 18224.68

+114.50 2017年6月20日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物9月限 20120(円建て)

*内容を追加しました。

辻茉莉花

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