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今日の株式見通し=もみ合い、短期過熱感が重し 節目回復後は利食い売りも
2017年5月9日 / 22:54 / 4ヶ月前

今日の株式見通し=もみ合い、短期過熱感が重し 節目回復後は利食い売りも

[東京 10日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、もみ合いの展開が想定されている。前日の米国株はナスダック指数が最高値を更新。一方、ドル/円は一時114円台まで円安方向に振れた後、足元では113円台後半と伸び悩んでいる。直近で急ピッチな上昇を見せた日本株は引き続き短期的な過熱感が意識されている。節目の2万円台を回復すれば達成感からの売りも出やすい。

日経平均の予想レンジは1万9700円─2万0050円。

前日の米国株式市場では、アップル(AAPL.O)が米国企業として初の時価総額8000億ドル超えを達成。ナスダック指数を押し上げた一方、ダウとS&P総合500は下落し、主要株価指数は高安まちまちとなった。

また日経平均先物6月限は夜間取引で一時2万円台を回復。その後は上げ幅を縮小し、シカゴの清算値は1万9955円。大阪取引所の夜間終値は1万9920円となった。

9日に投開票が行われた韓国大統領選は事前予想通り、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補の当選が確実になった。きょうの相場への影響は限定的とみられる一方、北朝鮮の駐英大使が6回目の核実験を実施すると述べたと一部で報じられており、地政学リスクの高まりが警戒される。

国内では前日の取引時間中に決算を発表したSUBARU(7270.T)の株価が、今期営業利益が市場予想を下回る見通しとなったことを受け急落。きょうは引け後にトヨタ自動車(7203.T)やソフトバンクグループ(9984.T)が決算発表を予定しており、内容を見極めたいとの投資家心理も働きやすい。

市場からは「全体的にはリスクオンムードが継続しており、いったん現物で2万円を突破する可能性もあるが、主要企業の決算発表を前に機関投資家も動きづらいところでもある」(SBI証券シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏)との声も出ている。

テクニカル面でも、前日の日経平均終値の25日移動平均線に対する上方かい離率が5%を超えている。過熱感が示唆されており、2万円を回復した場合は戻り売り圧力が強まることが予想される。

きょうは国内では日銀金融政策決定会合の主な意見(4月26・27日分)、3月景気動向指数(内閣府)が公表される予定。海外では中国の4月消費者物価指数や米4月輸出入物価などが発表される予定となっている。シンガポール市場は休場。

*内容を追加し更新します。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      19843.00 19929.48 18224.68

-52.70 2017年5月8日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物6月限 19955(円建て)

長田善行

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