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ドル102円後半でもみあい、米経済指標を見極めへ
2016年10月5日 / 06:26 / 1年前

ドル102円後半でもみあい、米経済指標を見極めへ

 10月5日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の102円後半だった。写真はブダペストで2011年11月撮影(2016年 ロイター/Laszlo Balogh)

[東京 5日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の102円後半だった。投機筋主導のショートカバーに一巡感が出る中、一段の上昇には米国の経済指標を見極めたいという声が出ていた。

午後のドルは102.70─80円台でもみあった。市場では「長期投資家がドル買い/円売りに本格的に乗り出せば一段の上昇も期待できるが、そのためには裏付けが必要だ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

テクニカルでは、年初からレジスタンスとして意識されていた75日移動平均線を上抜けている。きょうのADP全米雇用報告やISM非製造業指数が総じて良好なら、103円台にしっかり乗せる可能性もあるという。次の高値は103.24円付近にある日足一目均衡表の雲の上限がめどになるとみられている。

きょうは米大統領選の副大統領候補によるテレビ討論会が開かれたが、特段の材料にはならなかったもよう。市場では、これまでに「トランプリスク」がやや後退したとみる向きが多いが、「英国の欧州連合(EU)離脱など予想外のことが起きたのを目の当たりにするとまだまだ気は抜けない」(別の国内金融機関)との声もあり、潜在的なリスクとして意識されるという。

<午前のドルはショートカバーに一巡感>

午前のドルも103円手前で足踏みが続いた。米早期利上げへの思惑の蒸し返しやテクニカル面での節目上抜けを背景に底堅い動きとなったが、ショートカバーの一巡感も意識された。

日経平均株価がマイナスに沈んだ局面でドルは102.67円に下押しされたが、仲値を挟んで株価の戻りとともに値を持ち直し、102.94円に上昇した。

仲値では「五・十日とはいえ、この水準ではさすがに輸入企業も手を出しにくかったようだ」(邦銀)との声が出ていた。実需筋によるドルの買い支えは乏しかった一方、輸出企業のドル売りも103円手前の水準では強まらなかったもよう。

午前中には、米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁が、底堅い経済指標が続けば、年内の利上げに問題はないと表明したことが伝わったが、相場の反応は限定的だった。利上げするなら12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で行う可能性が高いとしながら、11月の利上げも排除しなかった。

ドル/円JPY=   ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 102.89/91 1.1212/16 115.37/41

午前9時現在 102.86/88 1.1207/11 115.28/32

NY午後5時 102.90/92 1.1201/06 115.24/28

為替マーケットチーム

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