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来週のドル/円は下値警戒続く、米株高が頼みの綱か
2016年3月18日 / 08:02 / 2年前

来週のドル/円は下値警戒続く、米株高が頼みの綱か

 3月18日、来週の外為市場でドル/円は、ドル安の流れを受けた下方圧力を警戒する展開が続きそうだ。写真はブダペストで2011年11月撮影(2016年 ロイター/Laszlo Balogh)

[東京 18日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は、ドル安の流れを受けた下方圧力を警戒する展開が続きそうだ。主要中銀のイベントを通過した直後の上、来週は「重量級」の経済指標も予定されていない。米連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派な内容を受けた足元のドル売りの流れがどれだけ続くかがポイントになる。

米株高などのリスク選好基調が続けば、相場の下支えになるとの見方もある。

予想レンジはドル/円が110.00―113.50、ユーロ/ドルが1.1150―1.1500ドル。

週初は日本が休日のため、日本勢のドル買い/円売りによる支えが期待できず、投機筋主導でいったん下方向を試す可能性が警戒されている。ただ、急激な円高に対しては、日本の当局による為替介入への思惑も高まりやすい。外為どっとコム総研の調査部長、神田卓也氏は「下を試しても底堅いとなれば、買い戻しも入る」と指摘している。

FOMCのハト派な内容が米追加利上げ期待を後退させ、ドル売りを誘発しているが、米株価は利上げペース鈍化の思惑を好感してしっかり推移しており、円買いを和らげている面があるという。

ただ、米株価は年初からの荒れ相場での安値から切り返した後、足元では年初の水準まで値を戻してきている。いったん上値が重くなりかねないとの見方もある。「米株価や原油価格が崩れれば、ドル安に円高が加わり、下押しが強まりかねない」と警戒する声も聞かれる。

米国では、住宅関連指標のほか、24日に耐久財受注、25日に10─12月国内総生産(GDP)確定値といった指標の発表がある。「足元の弱気な相場では、指標へのポジティブ面への反応は出にくく、ネガティブ面への反応が出やすい」(国内金融機関)との指摘も出ている。

週末は米国などで聖金曜日の休日に当たる。「連休前のポジション調整で相場が不安定になりやすい」(別の国内金融機関)との見方も聞かれる。ドル/円の日本サイドでは、25日に消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。

一方、ユーロはドル売りの流れで買われており、もう一段の上昇を試す展開が想定されている。ユーロ圏では22日に独Ifo景況感指数や、独ZEW景況感指数の発表が予定されている。

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