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ドル118円後半、日銀が政策維持なら円高余地も
2016年1月28日 / 06:52 / 2年前

ドル118円後半、日銀が政策維持なら円高余地も

 1月28日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの118円後半をつけた。写真はソウルで2013年1月撮影(2016年 ロイター/Lee Jae-Won)

[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの118円後半。日銀金融政策決定会合の結果発表を明日に控え、午前の取引ではドルの買い戻しが優勢となり一時118.93円まで上昇した。しかし、調整的な買い戻しが一巡したあとは戻り売りに押されて小反落した。

朝方の日経平均は100円超安で寄り付いた後に下げ幅を広げ、ドル/円も上値が重くなったが、仲値公示にかけて切り返し、ドル買い/円売りがやや優勢となった。

人民元の対ドル基準値の発表と前後して株価が下げを急速に縮めてプラス圏に浮上するとドルも上値を伸ばしたが、買い一巡後は戻り売りが優勢となり118円半ばまで下落した。

実需筋の動きは鈍く「安値を見た輸入企業からは、この水準ではドル買い注文が入ってきにくい」(別の国内金融機関)との声が出ていた。

一方で、モデル系ファンドなど一部の海外投機筋は、日銀の追加緩和を見込んだ円売りポジションを現時点でも保有するとみられ、政策据え置きならば、失望感から円の買い戻しが進み、70―90銭程度の円高余地はあるとみられている。

前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明では、世界の経済・金融動向を注視する姿勢を示した一方、利上げを見送った昨年9月の声明文ほど景気認識は弱くなかった。ドル/円はいったん119円台に乗せたが、米金利と米株価の下げにつられて失速した。

市場では「これまでは(米国が)利上げを見送った場合、緩和的な金融環境が続くということで米国株は買われていた。利上げした場合も、米経済の堅調さを根拠に同じく米国株は買われていた」(邦銀)という。

しかし、今回は判断留保でも米国株が前営業日比で200ドル以上売られた。この反応は「市場が米国経済の先行きについて悲観的な見方を持っているため」(同)とみられ、中長期的なドル安の余地を示すとの見方も出ていた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 118.61/63 1.0882/86 129.08/12

午前9時現在 118.47/49 1.0900/04 129.14/18

NY午後5時 118.70/72 1.0892/94 129.23/27

外為マーケットチーム

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