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ドル113円前半で方向感出ず、米大統領の動向を警戒
2017年2月1日 / 06:27 / 8ヶ月前

ドル113円前半で方向感出ず、米大統領の動向を警戒

 2月1日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の113.14/16円だった。午後のドルは株価のプラス転換を支えに底堅く、113円前半でのもみ合いとなった。都内の為替ディーリングルームで撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 1日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の113.14/16円だった。午後のドルは株価のプラス転換を支えに底堅く、113円前半でのもみ合いとなった。ただ、トランプ米大統領の動向への警戒感から上値は重く、方向感は出なかった。

午後の取引では、日経平均株価がプラス転換した後100円超高となり、ドル/円は一時113.28円付近にじりじりと上昇した。

ただ、トランプ大統領の円安けん制発言を受けてドルの上値の重さが意識され「どんどん買い上がっていける感じでもない」(国内金融機関)との声が出ていた。

市場の目線は徐々に、きょうの米連邦公開市場委員会(FOMC)へと向ったもよう。今回の会合での利上げは見込まれていないが「発表される声明文で、景気認識の上方修正があるかどうか」(邦銀)がポイントとされる。

FOMCの結果発表に先立って発表されるADP全米雇用報告やISM製造業指数といった重要指標にも関心が寄せられそうだ。

もっとも、JPモルガン・チェース銀行の為替調査部部長、棚瀬順哉氏は「声明を受けて米金利が動く可能性は排除しないが、足元の為替相場は政治主導の展開となる中で金利との相関が低下しているため、為替への影響は限定的だろう」と指摘している。

午後には、安倍晋三首相が午後の衆議院予算委員会で、トランプ米大統領の円安けん制に関し「日銀の金融政策は2%の物価安定目標達成のためであり、円安誘導という批判はあたらない」と語ったと伝わったが、相場反応は限られた。

午前の取引でドルは仲値公示にかけて上昇し、113円前半まで強含んだ。ただ、113円台では神経質な値動きが続き、上値も下値も試すエネルギーは高まらなかった。

前日のトランプ大統領による円安けん制発言や金融緩和批判で上値が伸び悩んだが、112円前半─半ばには実需のドル買い需要があるとされ下値リスクも高まらず、113円を挟んだもみ合いとなった。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 113.14/16 1.0789/93 122.08/12

午前9時現在 112.77/79 1.0799/03 121.79/83

NY午後5時 112.80/82 1.0795/01 121.78/82

為替マーケットチーム

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