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ドル114円後半、イベント待ちで上値重い
2017年3月13日 / 06:27 / 6ヶ月前

ドル114円後半、イベント待ちで上値重い

 3月13日、午後3時のドル/円は、10日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の114円後半。強い内容となった米雇用統計後に米国市場で米長期金利が低下し、ドルが売られた流れを引き継いで、上値の重い展開となった。写真は都内の為替ディーリングルームで1月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 13日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、10日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の114円後半。強い内容となった米雇用統計後に米国市場で米長期金利が低下し、ドルが売られた流れを引き継いで、上値の重い展開となった。今週は政治イベントも目白押しで、様子見ムードが強い。  

10日にロス米商務長官が、日本との2国間の通商協定は「非常に優先度が高い」としたことも、ドルを買いたい短期筋にとって「のどにひっかかった小骨」(FX会社)となったという。

午前のドル/円は、安寄りした日経平均株価がプラス圏に浮上するのをながめて、114円後半での小動きが続き、上値は114.92円と限られた。午後に入っても上値が重く、115円トライの気運は盛り上がらなかった。

市場では、14―15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が0.75―1.00%へと25ベーシスポイント(bp)引き上げられることが、ほぼ確実視され、焦点は、委員の政策金利見通しの中央値が年3回から4回に増えるかに移っている。少なくとも4名の委員が政策見通しを変更すれば、中央値で4回となる。

ただ「FRBがタカ派的に傾斜していく中、株価がネガティブな反応をすれば、ドル/円の上値も伸びにくくなるだろう」と、JPモルガン・チェース銀行の為替調査部長、棚瀬順哉氏は予想する。

また、今週は政治イベントが目白押しで、FOMC後に米長期金利が上昇したとしても、関心がそちらに向かえば、ドル/円と米長期金利の相関は低下すると同氏はみている。

政治イベントは、14日の米独首脳会談、15日のオランダ総選挙、米債務上限の引き上げ期限、16日の世耕経済産業相とロス商務長官の会談、17―18日の主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)などがある。

一方、ユーロ/ドルは一時1.0707ドルに、ユーロ/円は一時122.88円に上昇した。先週末のユーロ買い戻しの動きが再燃した。

市場では「米長期金利に比べて、欧州圏の長期金利の方が上昇に勢いがある」(前出のFX会社)との声もでている。

欧州の短期金融市場では、欧州中央銀行(ECB)理事会が開かれる来年3月8日のユーロ圏無担保翌日物金利(EONIA)のフォワード金利はマイナス0.25%付近と、足元のEONIAEONIA=のマイナス0.352%付近を10bp程度上回った。

このギャップは、ECBが来年3月までに中銀預金金利を10bp引き上げるとの見通しを市場が織り込んでいることが原因。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 114.68/70 1.0696/00 122.67/71

午前9時現在 114.75/77 1.0688/92 122.65/69

NY午後5時 114.74/76 1.0669/75 122.56/60

為替マーケットチーム

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