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ドルは108円後半、日本郵政の減損処理が話題に
2017年4月20日 / 07:16 / 5ヶ月前

ドルは108円後半、日本郵政の減損処理が話題に

 4月20日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク午後5時時点とほぼ変わらずの108円後半。フランス大統領選の第1回投票が23日に迫る中、候補者の接戦が伝えられており、短期筋もポジションを一方向に傾けにくい環境になっている。写真は都内で2013年2月撮影(2017年 ロイター/Shohei Miyano)

[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク午後5時時点とほぼ変わらずの108円後半。フランス大統領選の第1回投票が23日に迫る中、候補者の接戦が伝えられており、短期筋もポジションを一方向に傾けにくい環境になっている。

ドルは朝方から108.80─90円台で一進一退となっていたが、仲値にかけて輸入企業のドル買いが入り109.03円まで上昇した。その後、株高を横目に109.06円まで上値を伸ばしたが、力強さに欠き再び108円台に下落した。市場では「積極的にポジションをとる参加者が少ない」(国内金融機関)との声が出ていた。

為替市場では、日本郵政(6178.T)が、買収した豪物流会社の減損処理を検討しているとの報道が話題となっていた。

豪ドル/円AUDJPY=は18日に付けた直近の高値82.93円から2日連続で下落し、きょうの朝方81.51円まで下落した後、切り返して81.83円まで反発していた。しかし、この報道が伝わると再び軟化し81.68円まで下落した。

日経ビジネスオンラインによると、同社が2015年に6200億円で買収した豪トール・ホールディングスの減損処理を検討しており、数千億円規模の巨額損失が出る見込みという。

外為市場関係者によると、15年に豪ドルが90―95円のレンジで推移していた折に、豪ドル/円に対する根強い買いフローが流入していたという。

減損処理に伴う為替相場への影響は現時点では不明。

財務省が朝方発表した16年度の貿易収支は4兆0069億円の黒字に転換。2015年は1兆1052億円の赤字だった。

円高で輸入・輸出共に貿易額は縮小した。また、原油価格の低迷が金額ベースの輸入を押し下げた。ただ、黒字転化の主因は原油価格ではないとみられている。

「実質ベースもしくは数量ベースで把握すると、16年後半からの世界経済の持ち直しを反映して輸出が増勢を強める一方、停滞する内需を受けて輸入は弱含んでいる」とSMBC日興証券のチーフマーケットエコノミスト、丸山義正氏は話している。

きょうから21日まで20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が行われる予定。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 108.88/90 1.0725/29 116.78/82

午前9時現在 108.82/84 1.0713/17 116.59/63

NY午後5時 108.85/88 1.0709/13 116.57/61

為替マーケットチーム

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