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ドル/円はレンジ継続、日銀が現状維持なら円高=今週の外為市場
2016年3月13日 / 23:12 / 2年前

ドル/円はレンジ継続、日銀が現状維持なら円高=今週の外為市場

 3月14日、今週の外為市場で、ドル/円はレンジ内で神経質な展開となりそうだ。写真はスクリーンを見つめる外為取引会社の従業員、都内で2月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 14日 ロイター] - 今週の外為市場で、ドル/円はレンジ内で神経質な展開となりそうだ。日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)は現状維持とみる向きが多いが、日銀については一部で追加緩和期待が残されている。政策変更がなかった場合は、期待がはく落した分だけ円高方向に振れるとみられている。

予想レンジはドル/円が112.00―115.00、ユーロ/ドルが1.1000―1.1300ドル。

<上値は重く、下値は堅い>

10日は欧州中央銀行(ECB)の政策発表と総裁会見でユーロが乱高下。ドル/円も114円半ばまで上昇した後、112円半ばまで下落した。上下2円近く動いたが、このところの111─115円レンジは抜けられず、「上が重くて下が堅いということが確認された」(邦銀)。

今週は15日に日銀決定会合の結果発表と総裁会見がある。極端なスピードで円高が進んでいないことや、マイナス金利を導入したばかりであることなどから「3月は静観ではないか」(国内金融機関)との声が多い。

市場には追加緩和を予想する参加者もおり、無風で通過した場合は円買いで反応するとみられている。ただ、期待がそれほど高まっていない分、失望も小さく、ドル/円は下がっても111円台を維持するとの見方も出ていた。

<FOMCは「ドットチャート」に注目>

16日にはFOMCの結果発表と米連邦準備理事会(FRB)議長の会見がある。日銀と同様、政策変更はないとみられており、FRB当局者の金利予測の分布を示す「ドットチャート」に関心が集まっている。

現在のドットチャートは2016年末までに年4回の利上げを想定しているが、当局者からはこれまでに緩やかな利上げペースを支持する見方も出ている。ドル/円の反応は読み切れないものの、FOMCを通過して111円より上だった場合は「当面は急落の目がなくなって戻りを試しやすい」(国内証券)という。

今週は米経済指標の発表も豊富で、15日に2月小売売上高、2月生産者物価、3月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日に2月消費者物価、2月住宅着工件数、鉱工業生産・設備稼働率、18日に3月ミシガン大学消費者信頼感指数などが予定されている。

ユーロは、ドラギ総裁が一段の利下げは予想していないと発言したことで「ショートにしづらくなった」(国内金融機関)との声が出ている。

為替マーケットチーム

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