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〔マーケットアイ〕外為:ドル112円半ばに上昇、ユーロは1年ぶり高値を更新
2017年6月29日 / 08:20 / 4ヶ月後

〔マーケットアイ〕外為:ドル112円半ばに上昇、ユーロは1年ぶり高値を更新

[東京 29日 ロイター] -

<17:12> ドル112円半ばに上昇、ユーロは1年ぶり高値を更新

ドルは112.58円付近できょうの高値圏。米長期金利の上昇に連れ高となっている。米10年国債利回りは2.249/2.247%の気配でしっかり。

ユーロは1.1420ドル付近で、欧州序盤で一時1.1435ドルまで上昇し、昨年6月以来1年ぶりの高値を更新した。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の27日のタカ派発言をきっかけにユーロは大幅高となっている。

27日のユーロ高については、短期筋のユーロショートの巻き戻しがけん引したほか、半期末の実需のユーロ買いも寄与したとみられる。

28日からは、短期筋の間で新たなユーロショートが構築されている模様だが、「ユーロロングのポジションはまだ若い」(FX会社)とされ、ユーロは一段高の余地があると見られている。

<14:25> ユーロ1.14ドル付近、QE出口レースでECBがキャッチアップ

  ユーロは1.1397ドル付近。1.14ドルを割り込んでいるが、下値リスクは限定的とみられる。

為替相場では非伝統的金融緩和からの出口レースで、日米欧主要中央銀行のスタンスが注目されている。

イングランド銀行のカーニー総裁は28日、英経済が完全稼働の状態に近づくにつれ中銀は利上げを実施する必要が出てくる可能性があり、金融政策委員会(MPC)はこのことについて「向う数カ月」以内に討議すると述べた。

ECBのドラギ総裁は27日、市場にECBの政策を微調整する可能性を示唆したと受け止められる発言をした。28日は複数の関係筋が、同発言の意図はインフレ動向が弱めの局面を許容するシグナルを発信することであり、すぐさま引き締め政策に転じるわけではないと語った。しかし、市場では、「ユーロを売る気がしない」(証券会社)との声が出ていた。

出口レースで「米連邦準備理事会(FRB)がトップランナーだが、後ろからECBがキャッチアップしてきている。日本は周回遅れ。円を買う理由はなくなった」とFXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は述べ、明日の米PCEコア・デフレーターを含め、今後の米経済指標が堅調であれば、ドルは113円後半を試す可能性があるとした。

<13:35> ドル112円前半、第1四半期の米経常収支赤字に占める誤差脱漏64%   

ドルは112.28円付近。ユーロは1.1400ドル付近。両通貨ペアとも小動き。

米商務省が前週発表した2017年1―3月期の経常収支赤字額は前期比2.4%増の1168億ドルだった。原油や自動車部品の輸入が増え、貿易赤字が拡大したことなどが影響した。

実質国内総生産(GDP)に占める割合は前期から0.1ポイント上昇し、2.5%になった。

一方、1―3月期の誤差脱漏は747億ドルの赤字で、経常収支赤字に占める割合は64%に達した。

米国の経常収支の誤差脱漏については、以前よりその大きさが注目されているが、金融取引の高度化に伴い、経常収支統計で掌握しきれないクロスボーダーの資本フローに伴って、その存在感が一段と増している。

<12:13> ドル112円前半で動きづらい、ユーロは1年ぶり高値圏に上昇

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ同水準の112.25/27円だった。ユーロや英ポンドなどに関心が集まり、材料に乏しいドル/円は動きづらかった。ユーロは欧州中央銀行(ECB)の緩和縮小観測を背景に1.14ドル台に上昇、約1年ぶりの高値をつけた。

ドル/円は朝方に高値112.49円をつけた後、日経平均の上げ幅縮小などを眺めてじりじり値を下げた。午前11時前に111.16円まで下押ししたが、同水準で下げ渋った。

午前はユーロ買いの流れが強まった。前日は関係筋の話としてECBの緩和縮小観測の「火消し」に回るような発言が伝わり急落したが、ドラギ総裁からの発言ではなかったことから買い戻された。「遅かれ早かれ緩和縮小に向かうとの見方は多く、ユーロは買われやすい」(外為アナリスト)との声が出ていた。

ユーロ/ドルは一時1.1420ドルまで上昇し、2016年6月24日以来約1年ぶりの高値をつけた。

<11:31> ユーロ1.14ドル前半に上昇、約1年ぶりの高値圏

ユーロ/ドルは一時1.1420ドルまで上昇し、2016年6月24日以来約1年ぶりの高値をつけた。欧州中央銀行(ECB)の緩和縮小観測でユーロ買いが強まっている。ユーロ/円も一時128.13円付近まで上昇した。

欧州通貨では英ポンドもイングランド銀行(BOE)のカーニー総裁の利上げに関する発言で上昇しているが、「ブレグジットの問題もあるので、ポンドよりユーロの方が買いやすい」(外為アナリスト)との声が出ていた。

<10:43> ドル112円前半、東京都議選には静観ムード

ドルは112.19円付近。仲値通過後、日経平均の上げ幅縮小と歩調を合わせじりじり下落している。

7月2日に東京都議選の投開票が迫っているが、市場参加者には静観ムードが漂っている。自民党が負けた場合は安倍政権の基盤の揺らぎが意識され、初期反応として円高方向に動くとの見方もある。ただ、そうなった場合でもドル/円のトレンドを大きく変えるほどのインパクトはないとの指摘も多い。

「自民が惨敗すれば数日くらいは精神的ショックを尾を引くような株安・円高相場になるかもしれないが、冷静になって、負けた相手は地域政党の都民ファーストで、対立野党の民進ではないということになれば国政への影響は限定的と受け止められるだろう」(国内証券)との声が出ていた。

また、自民党が負けた場合、衆議院の解散総選挙のタイミングが後ずれするとの見方もある。短期的なイベントが注目されやすい為替市場で、材料となる可能性は高まらないとの指摘もあった。

<09:47> ドル112円前半でもみ合い、材料難で動きづらい

ドルは112.35円付近でもみ合い。市場では「今はユーロやポンド、カナダドルなどに関心が集まっている。ドル/円はあすの米経済指標の発表まで動きづらいのではないか」(国内金融機関)との声が出ていた。

130円高で寄り付いた日経平均がプラス圏を維持しており、東京時間のドルは112円前半を中心に推移しそうだという。

あすは米国のPCEコア・デフレーターが発表される。米金融政策の「正常化」ペースは経済データ次第とされており、とりわけ物価関連指標に対する関心が高い。

<09:21> 英ポンド145円前半、BOEの利上げ議論に関心

英ポンドは145.30円付近。

前日はイングランド銀行(BOE)のカーニー総裁の利上げに関する発言が伝わり、英ポンドが急伸。英ポンドは144円付近から一時145.51円まで上昇した。

カーニー総裁は28日、英国経済がフル稼働の状態に近づくにつれ、BOEには利上げが必要になる可能性が高いと指摘。「向こう数カ月以内に」BOEは利上げを議論することになると述べた。

市場では、米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、カナダ中銀(BOC)、BOEの金融政策が緩和からの脱却という同じ方向に向かっているとみられているが、BOEだけ、ほかの3中銀と動機が異なるとの声が出ている。

みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミストは「BOEは、ブレグジットの話でポンドが急落し、輸入物価経由でスタグフレーションになろうとしているので、利上げして通貨価値を保とうとしている。スタグフレーションを止めるための利上げは難易度が高く、その先にある実体経済の減速も予見される。BOEの利上げ議論をポンド買い要因として処理をしていいのか疑問だ」と指摘する。

<08:36> ユーロ1.13ドル後半、ECBの緩和縮小観測で買われやすい

ユーロは1.1380ドル付近。

前日は、27日のユーロ高につながった欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言が誤認されているという関係筋の話が伝わり、ユーロが1.13ドル後半から1.12ドル後半に急落する場面があった。その後、すぐに買い戻され、下落前の水準を回復している。

ドラギ総裁は27日、市場にECBの政策を微調整する可能性を示唆したと受け止められる発言をした。28日は複数の関係筋が、総裁の発言の意図はインフレ動向が弱めの局面を許容するシグナルを発信することであり、すぐさま引き締め政策に転じるわけではないと語った。

市場からは「火消し発言が出たとはいえ、火のないところに煙はたたない。遅かれ早かれ緩和縮小に向かうとの見方は多く、ユーロは買われやすい」(外為アナリスト)との声が出ていた。

<07:58> ドルは111.70―112.90円の見通し、株価・米金利にらみもみ合い

ドル/円は112.36円付近。ユーロ/ドルは1.1378ドル付近。ユーロ/円は127.83円付近。

きょうの予想レンジは、ドル/円が111.70―112.90円、ユーロ/ドルが1.1310―1.1410ドル、ユーロ/円が127.00─128.30円。

ドル/円は株価や米金利の動向をにらみながらもみ合いとなりそうだ。前日、米10年債利回りが2.25%台に持ち直したものの、現在は上昇が一服しており、ドル買い機運は後退している。米議会上院が医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の採決延期を決めたことなどもドルの重荷になっている。

きょうは目立ったイベントは見当たらないが、このところ欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁やイングランド銀行(BOE)のカーニー総裁など、要人発言に相場が反応しており、突発的な材料に注意が必要だという。

きょうは原田泰日銀審議委員の講演、ドイツ6月消費者物価指数、米新規失業保険申請件数、米1─3月期国内総生産(GDP)確報値などがある。米GDPは上方修正されればドル買い要因になるとみられている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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