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〔マーケットアイ〕外為:ドル調達コストがジリ高、本邦勢は前週に外債7728億円売り越し
2017年7月6日 / 05:22 / 3ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドル調達コストがジリ高、本邦勢は前週に外債7728億円売り越し

[東京 6日 ロイター] -

<14:17> ドル調達コストがジリ高、本邦勢は前週に外債7728億円売り越し

ドルは113円ばさみで一進一退。

為替スワップ取引では、3カ月物の円投/ドル転スワップによるドル調達コストが再び170ベーシスポイント(bp)付近まで上昇し、FRBが利上げを実施した6月14日以来の水準となった。

3カ月物のスワップ取引はスタートが7月10日、エンドが10月10日と、9月末越えを含んでいるため、上昇圧力が掛りやすくなっている。

四半期末には、ドル資金の供給元である欧米銀が、バランスシートを圧縮するため、ドル/円スワップではドルの資金供給が細る傾向があり、本邦勢も早めのドル資金手当てに動いているとみられる。

財務省が今朝発表した対外対内証券投資のデータによると、本邦勢は6月26日から7月1日までの1週間で外債(中長期債)を7728億円売り越した。外国株は1497億円の買い越しだった。

外債売りはドル調達コストの低下につながるはずだが、足元では、機関投資家による期初の外債買いも散見されるという。

<13:07> ドル112円台に再び下落、北朝鮮問題も米金融政策も「モヤモヤ」続く

  ドルは112.95円付近。

日経平均が下げ幅を広げていることや、米長期債利回りが低下したことなど、ドル売り材料が並ぶ。

市場では「北朝鮮問題は、北朝鮮も米国も及び腰で次の展開が見えず、米連邦公開市場委員会(FOMC)の6月議事要旨は、強気なのか弱気なのかよく分からないので、モヤモヤが続いている」(FX会社)。

このようにトレンドが把握しにくい環境の下、短期筋は米金利のわずかな低下に反応してドルを売り、わずかな上昇でドルを買う流れになっている。

きょうは仲値公示付近に実需筋のドル売り/円買いが集まったとされ、一時112.96円まで下落し、午後に入って112.88円まで下落した。

欧州時間には、フィッシャー米米連邦準備理事会(FRB)副議長の講演が予定されるほか、欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨が公表される。

<12:10> ドルは113円付近で上値重い、北朝鮮情勢を警戒か   

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の113.04/06円だった。

朝方113.10─20円台で推移していたドルは、午前9時過ぎに113.31円まで上昇したが、仲値公示付近に実需筋の円買いが強まり、一時112.96円まで下落した。「明日の米雇用統計発表前にポジションを落としておこうという動きも出ていた可能性がある」(国内金融機関)との声が出ていた。

112円後半で下げ止まったが、戻りは鈍く、正午にかけて113.00─10円台を中心にもみ合った。北朝鮮リスクに対する警戒が上値を抑えているとの見方もあった。「米国の出方次第だが、どう転ぶか分からないという不安があって動きづらい」(同)という。

ヘイリー米国連大使は5日、国連安全保障理事会の緊急会合で、北朝鮮による核ミサイル開発計画の阻止に「やむを得なければ」軍事力を行使する用意があると警告した。

また、マティス米国防長官は5日、北朝鮮のミサイル実験を巡り稲田防衛相と電話で会談。この中で、長官は日本防衛への「強いコミットメント」を確認するとともに、米国が保有するあらゆる能力を用いて北朝鮮に対する抑止を強化する方針を示した。

北朝鮮を巡る地政学リスクでは「米国による武力行使の有無に関心が寄せられそうだが、米国にとってのメリットが見当たらない。現実味は薄いのではないか」(ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨ストラテジスト、村田雅志氏)との指摘もあった。

午前10時半に発表された豪5月貿易収支は24億7100万豪ドルの黒字。市場予想(11億豪ドルの黒字)に比べて黒字額が大きく、豪ドル買いで反応した。

<10:18> ドル113円付近、仲値公示付近に円買い強まる

ドルは113.05円付近。仲値に向かって実需筋から大きめの円買いフローが出たとの見方が出ている。一時112.96円まで下押しした。

マティス米国防長官が稲田防衛相と電話会談した、とも伝わっている。

<09:55> 日欧EPA交渉の大枠合意、日米通商協議への影響に注意

ドルは113.04円付近、ユーロは128.20円付近。

日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)交渉が大枠で合意に達したと伝えられているが、協定締結に伴う為替市場への影響は限定的とみられている。EUから日本への食料品の輸入と、日本からEUへの自動車の輸出はそれぞれ増えそうだが、貿易収支に与える影響は限られるという。

ただ、市場からは、この合意を受けた日米通商協議の行方には注目が必要との声が出ている。JPモルガン・チェース銀行の為替調査部長、棚瀬順哉氏は「EPA合意を受けて一部農作物の日本への輸出に関して米国が不利な立場に置かれることから、米国は日米FTA協議を加速させることを望むかもしれない」と指摘。日米間の通商協議が過熱すれば、米国からドル安誘導もしくは円安けん制的な発言が出てくるリスクが高まるとみている。

<08:28> ドル113円前半でやや上値重い、北朝鮮リスクを意識か

ドルは113.15円付近でやや上値重い。北朝鮮リスクが意識されているとの指摘もある。ヘイリー米国連大使は、国連安全保障理事会の緊急会合で、北朝鮮による核ミサイル開発計画の阻止に「やむを得なければ」軍事力を行使する用意があると警告した。ただ、国際社会が外交圧力をかけることの方が望ましいとも述べた。

市場からも、北朝鮮封じ込めに向けて各国の足並みが揃わず、足元を見た北朝鮮が挑発的な行動を繰り返すようなことが続けば、米国は単独で動く可能性は否定できないとの見方が出ていた。

ただ、ドル/円は、都議会議員選の自民敗北や北朝鮮のミサイル発射などで円高に振れた後、すぐに回復する動きとなっている。市場では「いまは金融政策にテーマが移っており、利上げや出口戦略が近そうな通貨が買われやすい。突発的にリスク回避の円買いが強まっても長くは続かない」(外為アナリスト)という。

<07:49> ドル112.70―113.70円の見通し、米経済指標で動意出るか    

ドル/円は113.14円、ユーロ/ドルは1.1354ドル、ユーロ/円は128.43円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.70―113.70円、ユーロ/ドルが1.1300―1.1400ドル、ユーロ/円が128.00―129.00円。

きょうのドルは株価や米金利を眺めながら113円前半を中心にもみ合いそうだという。112円後半では押し目買いが入り、113円半ばでは売りが出やすい。「米国では明日、雇用統計の発表を控えており、きょうの経済指標が良くても114円トライは難しいだろう」(外為アナリスト)との声が出ていた。

きょうは豪5月貿易収支、6月の欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨、米国では6月ADP全米雇用報告、5月貿易収支、新規失業保険申請件数、6月ISM非製造業景気指数などが発表される。ウィリアムズ米サンフランシスコ地区連銀総裁、パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事の講演などもある。

前日公表された6月13━14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、政策当局者の物価見通しと、それが与え得る利上げペースへの影響について意見が分かれた。

FOMC議事要旨について、市場では「強弱入り混じった内容で、それほどサプライズはなかった」(同)との声が聞かれた。

全スポットレート(ロイターデータ)

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