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〔マーケットアイ〕外為:ドル110円付近で小動き、米CPIは「重要な分かれ目」に
2017年8月10日 / 06:58 / 2ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドル110円付近で小動き、米CPIは「重要な分かれ目」に

[東京 10日 ロイター] -

<15:50> ドル110円付近で小動き、米CPIは「重要な分かれ目」に

ドル/円は109.97円付近で小動き

米利上げの先行きを見る上で、11日に発表される米消費者物価指数(CPI)が「相場の重要な分かれ目」になると、野村証券のチーフ為替ストラテジスト、池田雄之輔氏は指摘する。

CPIが市場予想通りだったり上振れれば、インフレ伸び悩みの底打ちが意識される。北朝鮮を巡る地政学リスクがさらに高まっていないようなら、ドルは1円程度上昇し、111円台に持ち直す可能性があるという。

16日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控えている。「インフレの伸び鈍化は一時的」とのFOMCメンバーのコメントが期待されており、これに先立つCPIが強ければ、データの裏付けとあいまって、ドル上昇に弾みがつくと見られている。

一方、CPIが予想を下振れた場合、「FOMCメンバーのインフレへの楽観的な見方が示された場合でも、市場は耳を貸さなくなるおそれがある」(池田氏)とされ、ドル/円は109円を割り込みかねないという。

この場合、110円回復には1カ月後のCPIでのインフレ回復の見極めが必要となる可能性もあり、「ドル高シナリオは後ずれせざるを得ないだろう」(池田氏)という。

<13:49> ドル110円付近で小動き、NY連銀総裁の発言は下落リスクに警戒か

ドル/円は109.99円付近。小安く推移する日経平均を眺めながら、110円付近での小動きが続いている。一時109.90円に下落した後の戻りは鈍い。

市場が注目する、ニューヨーク連銀のダドリー総裁の発言については、どちらかといえばハト派寄りな発言によるネガティブな相場反応への警戒が必要だと、りそな銀行の総合資金部クライアントマネージャー、武富龍太氏は指摘する。

従来通りにタカ派寄りの発言があればドル高の反応になりそうだが、現状ではデータによる裏付けがそろっておらず、上昇余地は限られるとみられる。

一方、足元の相場は、北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒がくすぶり「地合いは脆弱な印象。悪材料が出れば、下げが強まる恐れがある」(武富氏)という。

<12:07> 正午のドルは110円付近、株価にらみ一進一退 

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の110.02/04円。午前の取引は北朝鮮リスクを警戒しながら、日経平均株価をにらんで一進一退となった。

午前7時前、朝鮮中央通信が北朝鮮によるグアム攻撃計画を伝え、ドルはいったん109.90円まで下落。きょうの安値をつけた。

その後、日経平均の上げに連れ高となり110.18円まで上昇したが、株価が上げ幅を縮小すると、ドルもじりじり値を下げた。きょうは商業決済が集中しやすい五・十日で、実需筋のフローが入る可能性も指摘されていたが、実際には「目立ったものはなかった」(国内金融機関)という。

朝鮮中央通信の報道によると、北朝鮮は中距離弾道ミサイル4発をグアムに発射する計画を8月中旬までにまとめ、金正恩朝鮮労働党委員長に提示する方針。グアムに向かうミサイルは島根県、広島県、高知県の上空を通過するという。

米国と北朝鮮の間に有事が生じた場合、瞬間的にリスク回避の円買いが強まるとの見方が多いが、その後は「日本が直接攻撃の対象になる可能性を考えると、円は売られやすい」(金融機関)との声も出ていた。

<11:03> ドル110円前半、米NY連銀総裁の発言に関心

  ドルは110.08円付近。仲値に向かって110.18円まで上昇したが、その後は小幅に押し戻されている。実需筋の買いが一巡し、支えを失ったもよう。日経平均も上げ幅を縮小している。

きょうは海外時間に行われるダドリー米ニューヨーク連銀総裁のブリーフィングに関心が集まっている。かねて同総裁はインフレ鈍化は一時的との見方を示しており、そのスタンスに変化がみられるか注目されるという。バランスシート縮小や年内利上げに前向きな姿勢を示せば、ドル買いで反応しそうだ。

<09:49> ドル110円前半に上昇、北朝鮮リスクは一過性か

ドルは110.15円付近。小高く始まった日経平均がプラス圏で推移。実需筋のドル買い/円売りも入ったとみられ、一時110.18円まで上昇した。

米朝間の緊張が高まっているものの、投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX)は11台で、北朝鮮の核実験リスクやフランス大統領選が警戒された4月半ばの14━16に比べると低水準だという。

軍事衝突に発展しない限りは一過性のリスク回避要因として捉えられる可能性が高いとの見方も出ている。

北朝鮮は、記念日に合わせてミサイル実験を行う傾向にある。近くは8月15日に祖国解放記念日、8月25日に先軍節(金正日氏が先軍政治を始めた日)などがあり、一定の注意が必要とみられている。

<07:51> ドル109.50―110.50円の見通し、北朝鮮の関連報道に警戒

ドル/円は109.96円付近、ユーロ/ドルは1.1763ドル付近、ユーロ/円は129.35円付近。

今日の予想レンジはドル/円が109.50―110.50円、ユーロ/ドルが1.1700―1.1800ドル、ユーロ/円が128.70―129.90円。

東京時間のドルは109円後半から110円前半で推移しそうだという。きょうは商業決済が集中しやすい五・十日で、仲値公示にかけて実需筋の取引が活発化する可能性がある。その後は日本の三連休を前に動きづらさも感じそうだ。

海外時間は米国で卸売物価指数、新規失業保険申請件数などの発表があるほか、米ニューヨーク連銀のダドリー総裁がブリーフィングに参加する。

午前7時前、北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)によるミサイル関連の報道を受けてドル/円は小幅に円高方向に動いた。北朝鮮は中距離弾道ミサイル4発をグアムに発射する計画を8月中旬までにまとめ、金正恩朝鮮労働党委員長に提示する方針だという。市場では「はったりかもしれないが、具体的な数字や場所が出ており一抹の不安を覚える」(外為アナリスト)との声が出ていた。

前日のドルは109.56円付近で下げ止まったものの、「底を打ったとは言えない。北朝鮮情勢で動きがあったり、株安になったりしたら109円前半への下落もあり得る」(同)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(日銀公表)

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