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今週はドル/円底堅い、金融政策の方向性の違いを意識
2017年7月2日 / 23:11 / 3ヶ月前

今週はドル/円底堅い、金融政策の方向性の違いを意識

 7月3日、今週の外為市場で、ドル/円は底堅い展開が予想される。欧州の要人発言をきっかけに日欧の金融政策の方向性の違いが意識されており、クロス円を中心とした円売りが下支えしそうだ。写真は1万円札とドル紙幣、6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

[東京 3日 ロイター] - 今週の外為市場で、ドル/円は底堅い展開が予想される。欧州の要人発言をきっかけに日欧の金融政策の方向性の違いが意識されており、クロス円を中心とした円売りが下支えしそうだ。

米国では複数の重要経済指標の発表が予定されており、株価や金利が上昇すればドルは113円台を試す展開もあり得るという。

予想レンジはドル/円が111.00―114.00円、ユーロ/ドルが1.1300―1.1550ドル。

先週は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁による「リフレ移行発言」や、イングランド銀行(BOE)のカーニー総裁の利上げ関連発言でユーロや英ポンドなど欧州通貨が買われ、円が売られる流れが強まった。

足元、ユーロ/ドルは上げ渋っているものの、今週、再び欧州通貨買いの流れが強まれば、心理的節目の1.15ドルを突破する可能性がある。一方、先週の上昇が急ピッチだったこともあり「米国の経済指標が良かったり長期金利が上昇したりすれば、利食いや調整が入ることもあり得る」(外為アナリスト)という。下値は1.13ドル付近がサポートとなりそうだ。

<株高ならドル113円トライも>

株式市場の調整で円売りの勢いはいったん収まった感もあるが、株安が一時的であれば、円売りが再開するシナリオもあり得る。そうなれば、ドル/円は5月中旬以来の113円トライも視野に入る。ただ、円売りと同時にドル売りも進んでおり、一気に114円台に乗せるのは厳しいとみられている。

株価が崩れたり米指標が軟調だったりした場合は、円売りの巻き戻しが進みドルは111円付近まで下落する可能性がある。

主な経済指標・イベントでは、3日に日銀短観、米6月ISM製造業景況指数、4日にオーストラリア準備銀行理事会、5日に6月13・14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、6日に米6月ADP全米雇用報告、米6月ISM非製造業景況指数、7日に米6月雇用統計がある。米国は4日が独立記念日で休場。

7月2日に投開票された東京都議選は、自民党が惨敗する結果となった。3日早朝はリスク回避の円買いが強まり、ドルは一時111.90円まで下落したが、その後、国内勢が参入すると、一時的な材料との受け止めから買い戻しが入り、112円台を回復した。

為替マーケットチーム

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