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ドル111円前半で底堅い、米議会動向を警戒しつつ
2017年3月24日 / 06:25 / 6ヶ月前

ドル111円前半で底堅い、米議会動向を警戒しつつ

 3月24日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の111.46/48円だった。米医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の採決の行方を警戒しながらも、週末の持ち高調整を交えて、じりじりと値を持ち直す底堅い動きとなった。写真の米ドルはポーランド・ワルシャワで2011年1月撮影(2017年 ロイター/Kacper Pernpel)

[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の111.46/48円だった。米医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の採決の行方を警戒しながらも、週末の持ち高調整を交えて、じりじりと値を持ち直す底堅い動きとなった。

午後のドル/円は一時111.48円に上昇。市場では「この数日でドルを売った向きが、週末を控えてポジション調整の一環で買い戻しに動いたようだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

米下院は23日、オバマケア代替法案の採決を24日に延期。トランプ大統領は、同法案に懐疑的な共和党議員の説得に努めたが、法案の可決はなお見通せない状況とされる。

「法案が通らなければトランプ相場の大前提が崩れる。ただ、紆余曲折はあっても最終的に通ると見る向きも根強い」(別の国内金融機関)とされ、思惑は交錯しているもよう。

正午過ぎに、都内で開かれた「ロイター・ニュースメーカー」で日銀の黒田東彦総裁が講演し、その発言が伝わった。

黒田総裁は講演で「現時点で金融緩和度合いを緩める理由はない」と述べた。長短金利操作は、これまでのところ円滑に推移しているとし「現在は現状のイールドカーブを維持し、世界的な経済情勢の好転を活かしていくべき局面」との認識を示している。

経済・物価は下振れリスクの方が大きいとし、特に中長期的な予想物価上昇率の動向に注意が必要とした。

朝方のドル/円は111円ちょうどを挟んだもみ合いだったが、仲値公示にかけてじりじり上昇。輸入企業などのドル買い/円売りが優勢だった。日経平均の上げ幅拡大も支援し、111.44円まで上値を伸ばした。

午前の参院予算委員会では、学校法人「森友学園」の国有地取得問題を巡り、安倍晋三首相や、交渉時の財務省理財局長、近畿財務局長などが国会で答弁した。市場では、安倍政権の痛手となるリスクが意識され始めているという。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 111.46/48 1.0766/70 120.01/05

午前9時現在 110.99/01 1.0781/85 119.67/71

NY午後5時 110.92/94 1.0780/86 119.59/63 

為替マーケットチーム

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