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ドル109円半ばで上値重い、地政学リスクへの警戒継続
2017年4月12日 / 06:35 / 5ヶ月前

ドル109円半ばで上値重い、地政学リスクへの警戒継続

 4月12日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の109円半ばだった。シリアや北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が引き続き上値を抑えた。写真は都内の為替ディーリングルームで、2014年12月撮影(2017年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 12日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の109円半ばだった。シリアや北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が引き続き上値を抑えた。

ドルは節目の110円を割り込んだことで、市場参加者の目線が下方向に向いているという。午後は109.30─50円台の狭いレンジでもみ合った。

下押しが強まった場面では「地政学リスクの高まりで円高に動くという参加者の見方を利用し、投機筋が円買いを仕掛けているのではないか」(国内金融機関)との声が聞かれた。ただ、下値を攻めきれなければ巻き戻される可能性があるという。

午後、米中首脳が電話会談を行ったと伝わったが、市場の反応は限定的だった。[nL3N1HK2D6]

<ユーロ/円は下げやすい 昨年11月以来の安値圏>

ユーロは一時115.91円まで下落し、2016年11月14日以来の安値をつけた。フランス大統領選の不透明感によるユーロ売りと、地政学リスクへの警戒による円買いがダブルで効いているという。「フランス大統領選の1回目投票が行われる4月23日あたりまでユーロは買い手が少なく、じりじり下げやすい」(外為アナリスト)との見方が出ていた。

海外時間にかけては、米ロ外相会談に関心が寄せられそうだ。米国のシリア攻撃を受けて、アサド政権を支援してきたロシアとの対立が深まらないかに関心が寄せられる。

<午前のドルは109円前半に急落>

ドルは朝方、海外時間の弱い地合いを引き継いで109.53円まで下げた後、仲値公示にかけて実需筋のドル買いも観測され一時109.75円に持ち直した。しかし仲値通過後に失速し、一時109.35円まで急落した。

市場では「仲値が一巡したあとに下押しが強まる中で、109.50円付近のストップロスを巻き込んで下げが加速したようだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.50/52 1.0609/23 116.18/22

午前9時現在 109.56/58 1.0608/12 116.23/27

NY午後5時 109.60/64 1.0602/03 117.53/57

為替マーケットチーム

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