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ドル109円付近、日米経済対話には動意薄か
2017年4月18日 / 06:28 / 6ヶ月後

ドル109円付近、日米経済対話には動意薄か

 4月18日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時に比べ、ややドル高/円安の109円付近だった。朝方109円前半まで上昇したが、その後は株価の上げ幅縮小に連れてじり安となった。写真は米コロラド州ウェストミンスターで2009年11月撮影(2017年 ロイター/Rick Wilking)

[東京 18日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時に比べ、ややドル高/円安の109円付近だった。朝方109円前半まで上昇したが、その後は株価の上げ幅縮小に連れてじり安となった。午後に入り108円後半で下げ止まったものの、ドル買い材料に乏しく戻りは鈍かった。

ドルは早朝に108.88円の安値をつけた後、午前9時過ぎにかけて109.22円まで上昇した。市場では、前日に伝わったムニューシン米財務長官の見解を材料にショートカバーが入ったとの声が出ていた。「目新しさはないが、トランプ氏のドル高けん制があった後だけに、過度な円買いを修正する口実になった」(国内金融機関)という。

同財務長官は、短期的にはドルが高いとの認識はトランプ大統領と共有しつつも、長期的にはドル高は前向きとの見方も表明した。

その後のドルは仲値公示にかけて底堅い動きとなったものの、日経平均がじりじりと上げ幅を縮めるに連れて弱含んだ。市場からは「とにかく株価が弱すぎて、買い上がれない」(国内金融機関)との声が出ていた。

ドルは午後1時にかけて108.91円まで下押しされたが、その後は109円付近に持ち直した。

きょうは日米経済対話が行われ、麻生太郎副総理とペンス米副大統領が共同会見を開く予定。みずほ証券のチーフFXストラテジスト、鈴木健吾氏は「ムニューシン米財務長官が来日していないことや、米為替報告書が提出されたばかりであることを考えると、為替制度の話よりも貿易障壁や規制緩和などの話題が中心になる可能性がある」と指摘している。

<日銀審議員の人事に関心>

午前は日銀審議委員の人事案が明らかになった。政府は日銀審議委員に三菱UFJリサーチ&コンサルティング・上席主任研究員の片岡剛士氏と、三菱東京UFJ銀行・取締役常勤監査等委員の鈴木人司氏を起用する同意人事案を国会に提示した。

市場では、片岡氏について「日銀はイールドカーブ・コントロールの導入で金融政策の軸が量から金利にシフトしたと思われるが、なかなか量を減らすメッセージが出せない。そうしたなか、どちらかというと金利より量を好む人が入ったという印象」(国内証券エコノミスト)との声が聞かれ、今後の金融政策への影響に関心が集まっている。

一方、鈴木氏は、昨年審議委員を退任した石田浩二氏(三井住友銀行)の後任としてもともと名前が挙がっていたといい、市場では「マイナス金利政策の出口戦略に向けてメガバンク出身者が入ったことは良かった」(同)との評価が聞かれた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在  109.08/10 1.0646/50 116.13/17

午前9時現在  109.12/14 1.0641/45 116.12/16

NY午後5時  108.89/92 1.0640/47 115.88/92

為替マーケットチーム

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