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ドル112円前半で弱含み、米早期利上げ後退で
2016年3月30日 / 06:32 / 1年前

ドル112円前半で弱含み、米早期利上げ後退で

 3月30日、午後3時のドル/円は、前日二ューヨーク市場午後5時時点に比べて、ドル安/円高の112.28/30円だった。ディーリングルームで昨年5月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 30日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日二ューヨーク市場午後5時時点に比べて、ドル安/円高の112.28/30円だった。前日の米連邦準備理事会(FRB)議長の講演がハト派的な内容で、米国の早期利上げ観測が後退。日経平均株価も寄り付きからマイナス圏で推移し、ドルの上値追い機運は盛り上がらなかった。

朝方112.70円台を中心にもみあっていたドルは、日経平均株価の下げ幅拡大にともなって下押しされ、一時112.39円まで下落した。その後、実需筋のドル買い/円売りフローが優勢となり、仲値公示を挟んで朝方の水準を取り戻したが、それ以上の上昇には材料が不足した。

市場では「FRB議長の講演を受けて4月の利上げ期待は落ち着いたが、6月の可能性は残されている。今週末に雇用統計も控えており、動きづらい」(邦銀)との声が出ていた。

午後にかけて株価が一時200円超安となる中でドル/円も上値が重く、一時112.22円まで下押しし、今日の安値を更新した。

<目先は111─114円レンジか>

ドル/円は上値の重さが意識されるものの、底堅くもあるとして「6月のFOMCが視野に入るころまで、111─114円中心のレンジ推移になるのではないか」(ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨ストラテジスト、村田雅志氏)との指摘が出ていた。

再燃しかけていた早期利上げへの思惑がしぼんだことで、上値は重い。先週から相次いでいた米連邦準備理事会(FRB)高官によるタカ派的な発言を、イエレンFRB議長の講演でのハト派発言が打ち消す方向で作用した。

もっとも、伊勢志摩サミットや今夏の選挙を控えた政策期待の盛り上がり、円債での運用難を受けた外債シフトの広がりが見込まれ、日本サイドではポジティブな話が出やすいとみられ、目先では底堅さも意識されている。

ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 112.28/30   1.1296/00   126.84/88  

午前9時現在 112.67/69 1.1287/91 127.18/22

NY午後5時 112.75/77 1.1290/95 127.20/24

為替マーケットチーム

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