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ドル103円前半で底堅い、米早期利上げへの思惑で
2016年8月31日 / 06:21 / 1年前

ドル103円前半で底堅い、米早期利上げへの思惑で

[東京 31日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル高/円安の103.10/12円だった。月末のこの日は、仲値公示に掛けて実需のフローがあったほか、投機筋のショートカバーも誘発され、ドルは一時103.23円まで上昇。米早期利上げへの思惑が継続し、底堅い動きとなった。

 8月31日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル高/円安の103.10/12円だった。月末のこの日は、仲値公示に掛けて実需のフローがあったほか、投機筋のショートカバーも誘発された。写真の為替ボードは都内で2014年6月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

午後のドル/円は、上昇に一服感が出て、103円を挟んだもみ合いが続いた。先週末の100.00円付近から急ピッチで上昇してきたことから「多少のスピード調整は必要」(国内金融機関)との声が聞かれた。

市場の関心は9月2日に公表される米8月雇用統計に向けられている。足元ではやや上値が重いものの、きょうは米雇用統計の前哨戦とされるADP全米雇用報告の発表が予定されていることから「ドル/円は売りにくさもある」(国内金融機関)といい、目先の底堅さも意識されているもよう。

きょうはローゼングレン米ボストン地区連銀総裁が北京での討論会に、カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が「FRBと理事の役割」についての討議に、それぞれ参加する予定となっている。

<投機筋の間にも慎重姿勢>

午前にドル/円は一時103.23円に上昇し、前日ニューヨーク市場の高値103.14円を上回った。「昨日からポジションの整理が続いている。7月の日銀決定会合以降、ドル/円の下を仕掛けていたファンド勢がショート・スクィーズされている格好だ」(証券会社)という。

ドル買い一巡後は、投機筋の間でも、週末に米雇用統計を控えた慎重さが目立ち、新規のドル買いが出なかったため、103円を若干下回る水準まで反落した。

日銀の布野審議委員は31日、新潟市で講演し、物価目標実現への道筋がなお道半ばとの認識を示し、物価目標2%の到達は2017年度中とみているものの不確実性が大きいと述べた。さらに、物価目標の早期実現を目指し3次元の緩和手段を総動員するとした。

為替市場は反応薄だった。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 103.10/12 1.1146/50 114.92/96

午前9時現在 102.88/90 1.1148/52 114.70/74

NY午後5時 102.94/97 1.1141/46 114.72/76

為替マーケットチーム

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