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今日の株式見通し=波乱含み、トランプ氏議会演説受け乱高下も
2017年2月28日 / 22:41 / 7ヶ月前

今日の株式見通し=波乱含み、トランプ氏議会演説受け乱高下も

[東京 1日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は波乱含みの展開となる見通し。日本時間の1日午前にトランプ米大統領の議会演説が予定されている。税制改革に関する具体的な言及はないとの見方が広がりつつあるが、発言次第では短期的な売買により乱高下する可能性がある。引けにかけては今晩の海外市場の反応を見極めたいとの姿勢が広がり、こう着感を強めそうだ。

日経平均の予想レンジは1万8800円─1万9500円。

前日の米国株式市場では、主要3指数がそろって下落。過去最高値更新を続けたダウ.DJIの連騰記録は12営業日で止まった。トランプ大統領の議会演説は日本時間の午前11時に予定されている。演説待ちのムードとなる中、ディスカウントストアのターゲット(TGT.N)の低調な業績見通しが失望を誘い、小売株が売られた。

一方、外為市場でドル/円JPY=は早朝、111円台後半から112円台後半まで急速にドル高/円安が進行。米ニューヨーク連銀のダドリー総裁、米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁の発言を受け、早期利上げ観測が強まった。

日経平均先物3月限は、大阪取引所の夜間終値が1万9130円。シカゴの清算値(円建て)は1万9180円を付けている。足元のドル高/円安も支えとなり、序盤の東京市場で現物株は堅調な滑り出しが見込まれている。

取引時間中はトランプ氏の議会演説を注視することとなるが、発言内容に投資家が身構える中で薄商いが見込まれ、先物への仕掛け的な売買に対する警戒感がくすぶる。減税策を巡る具体的な発言がない場合の失望売りが想定される一方、経済政策などで新たなポジティブサプライズがあれば、一気に指数が上振れる可能もある。国境税を巡る発言と国内自動車株の反応なども注目される。

SBI証券シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏は「マーケットの反応は正直読みづらい。ドル/円が111円を割れるようなことがあれば、日本株のショック安も想定される」と指摘。「ボラタイルな一日となるが、ショートポジションを持ったまま取引を終えるのも怖いところだ」とみる。

イベント通過後、ドル/円が底堅い動きをみせれば、直近で利食い売りの対象となっていた金融株に持ち直しの動きがみられることも想定される。ただ海外市場の動向を見極めたいとの心理も働きやすい。節目の1万9500円に接近した局面では、戻り売り圧力が強まりそうだ。

その他の主なスケジュールとしては、国内で10─12月期法人企業統計が公表される。佐藤日銀審議委員の講演と会見も控えている。海外では中国2月製造業・非製造業PMIが発表されるほか、米国では地区連銀経済報告の公表も予定されている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      19118.99 19615.40 14864.01

+11.52 2017年1月5日 2016年6月24日

シカゴ日経平均先物3月限 19180(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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