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今日の株式見通し=底堅い、米利上げ観測後退は下支え
2016年3月29日 / 22:47 / 2年後

今日の株式見通し=底堅い、米利上げ観測後退は下支え

[東京 30日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、底堅い展開が想定されている。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演で早期の米利上げ観測が後退。これを受けた米国株の上昇は下支え要因になるとみられる。

ただ為替がドル安/円高方向に振れており、日本株の重しとなる見通し。日中は材料難が見込まれるなか中小型の材料株に関心が向かいやすい。

日経平均の予想レンジは1万6900円─1万7200円。

前日の米国株式市場では主要3指数がそろって上昇。イエレンFRB議長が講演で利上げを慎重に進める姿勢を改めて表明したことが好感された。北海ブレント原油先物が下落したにもかかわらず、エネルギー株指数は堅調。S&P総合500種.SPXは年初来高値で取引を終えた。

一方、ドル/円は112円台後半に下落。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は大取終値比80円安の1万7020円を付けている。序盤の東京株式市場は強含む円相場を嫌気し、軟調な滑り出しとなると見込まれている。

4月の米利上げの可能性を市場が警戒していたなか、イエレンFRB議長のハト派的な姿勢は投資家の過度な警戒感を和らげる結果をもたらしている。日本株に対しては政策期待などを支えに、このところ下値の堅い展開が続いているが、週末にかけて米雇用統計など重要経済指標の発表が相次ぐことに加え、円高進行による来期企業業績への警戒感もくすぶっており、積極的に上値は追いにくい。

SBI証券シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏は、円高進行は大型株の重しとなるとする一方、イエレンFRB議長の講演を受けた米国株高は「日本株のボラティリティ低下につながる一つの理由になる」と指摘。また「個人投資家は新興市場の急騰でかなり息を吹き返している。中小型株に関するニュースに敏感に反応する相場展開となりそう」との見方を示している。

きょうは国内では寄り付き前に2月鉱工業生産速報が公表される。海外では米3月全米雇用報告(ADP)などが発表される予定となっている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      17103.53 20952.71 14865.77

-30.84 2015年6月24日 2016年2月12日

シカゴ日経平均先物6月限 17020(円建て)

*内容を追加して再送します。

長田善行

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