Reuters logo
今日の株式見通し=一進一退、強弱材料交錯で方向感乏しい
2016年10月4日 / 22:51 / 1年後

今日の株式見通し=一進一退、強弱材料交錯で方向感乏しい

[東京 5日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は一進一退の展開が見込まれている。前日の米国株は下落したが、為替は1ドル102円台後半までドル高/円安方向に振れており、日本株の下支え要因となる見通し。ただ、強弱材料が交錯するなか方向感を見出しにくく、上値も下値も限られるとみられている。

日経平均の予想レンジは1万6600円─1万6800円。

前日の米国株は主要3指数がそろって下落した。ポンドが対ドルで31年ぶりの安値を更新。英国の欧州連合(EU)離脱の影響に対する不安が広がったほか、リッチモンド地区連銀のラッカー総裁が、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有していたら利上げ見送りに反対していたと発言したことから、あらためて利上げへの懸念が浮上し、米国株の重しとなった。

また欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れ規模を減らす可能性があるとの一部報道を受け、欧米市場では長期金利が上昇。海外時間でドル/円JPY=EBSは一時103円に迫る動きをみせている。

シカゴの日経平均先物12月限(円建て)清算値は1万6740円、大阪取引所の夜間取引終値は1万6760円を付けている。序盤の東京市場ではこれらの水準が意識され、前日終値近辺または小高い水準でのスタートとなるとみられている。

ドイツ銀行をめぐる懸念は足元では後退したものの、英国のEU離脱など別のリスクに投資家の関心が向かいつつある。一方、日本株に対しては円安というサポート要因に加え、日銀によるETF(上場投信)買いによる需給期待もあり、下方向に売り崩すことも難しい。

SBI証券シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏は「上昇局面でも売り方の買い戻しが入りにくい。ドル/円はやや上抜けた感もあるが、逆に円高方向に動く可能性も残っている。日本株に対してここで買い向かうのは難しい」とみる。東証1部の値動きの鈍さが予想される中、引き続き中小型の材料株の物色にとどまりそうだ。

きょうは国内では9月サービス業PMIなどが公表される予定。イオン(8267.T)の決算発表も控えている。海外では米9月全米雇用報告(ADP)、米9月ISM非製造業景気指数(ISM)などの発表が予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      16735.65 18951.12 14864.01

+136.98 2016年1月4日 2016年6月24日

シカゴ日経平均先物12月限 16740(円建て)

*内容を追加して再送します。

長田善行

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below