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今週の日本株は上値重い、2万円回復で達成感 SQ週波乱も警戒
2017年6月4日 / 22:45 / 4ヶ月前

今週の日本株は上値重い、2万円回復で達成感 SQ週波乱も警戒

 6月5日、今週の東京株式市場は、上値の重い展開になるとみられている。写真は東証のブース、昨年2月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 5日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、上値の重い展開になるとみられている。日経平均が節目の2万円を回復したことで、達成感が意識されやすい。良好なファンダメンタルズが相場の下支え要因となるものの、米長期金利やドル/円JPY=の上昇がなければ、調整も視野に入る。

メジャーSQ(特別清算指数)週にあたり、先物市場での仕掛け的な動きも警戒される。

日経平均の予想レンジは1万9700円─2万0400円。

2日発表の5月米雇用統計は、雇用者数の伸びが市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)が年後半の金融引き締めに慎重になるとの見方が浮上した。ハイテク株などが買われ前週末の米国株は堅調だったものの、米10年債利回りは2.1%台に低下。ドル/円は110円台と円高に振れている。「日本株のさらなる上昇には米国発の新たな好材料が必要。2万円回復の満足感が広がれば株高も一服する可能性がある」(岡三アセットマネジメント・シニアストラテジストの前野達志氏)との見方もある。

米国ではトランプ政権の政策期待が薄れつつある中、解任されたコミー前連邦捜査局(FBI)長官が8日に上院情報委員会で証言を行う予定。この日は英国総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会など重要イベントが重なる。

週前半は様子見姿勢が広がることが想定されるが、「英国総選挙で保守党・労働党のどちらが勝利してもブレグジットの方向性は変わらない」(国内証券)との声がある。コミ―氏の議会証言についても「米大統領を弾劾するまでのハードルは高い」(国内投信)との見方が優勢だ。

「8日のイベントはどれも市場を揺らす材料にはならないだろう。ただ日米ともに政治問題がテールリスクとして存在しており、日経平均2万円台での値固めの相場となるイメージ」(SMBCフレンド証券・チーフストラテジストの松野利彦氏)との声も出ている。

日本では8日に今年1─3月期GDP(国内総生産)2次速報が発表されるが、1日発表の法人企業統計で設備投資の堅調ぶりが確認されており、上方改定はコンセンサスとなっている。ファンダメンタルズは良好とはいえ、米国株には高値警戒感も根強い。9日には日経225先物6月限のSQ算出を控える。メジャーSQ週は波乱相場となりやすい過去の経験則があるだけに、指数が値幅を伴って変動する場面もみられそうだ。

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