6月消費者態度指数は改善、マインド判断は据え置き
[東京 13日 ロイター] 内閣府が発表した6月の消費動向調査によると、消費者態度指数(一般世帯・原数値)は、前月と比べて1.9ポイント上昇の37.6となり、6カ月連続で改善した。季節調整値も37.6で前期差は9.2ポイントの改善。内閣府は消費者マインドの基調判断を「依然として厳しいものの、持ち直しの動きが続いている」として前月から据え置いた。
内閣府によると、「良くなる」との判断が増加したというより、「悪くなる」との判断が減っており、積極的な改善までに至ったとはいえない、と説明している。
構成する4つの意識指標のうち、「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」「暮らし向き」「収入の増え方」がすべてが改善した。調査基準日は6月15日で、夏のボーナス減の影響は十分に反映していない。
1年後の物価見通し(一般世帯、原数値)では、「上昇する」との回答が42.1%となり、前月比で2.0%ポイント上昇し、11カ月ぶりの上昇となった。内閣府によると、ガソリン価格の上昇が影響した可能性があるという。「上昇する」との予想の内訳は「2%未満」が19.3%、「2%以上─5%未満」が15.6%、「5%以上」が7.2%だった。
「変わらない」は前月比1.2%ポイント上昇の29.4%。
「低下する」は前月比3.3%ポイント低下の19.0%となり、4カ月ぶりに低下した。「分からない」が9.6%だった。
7─9月に国内旅行をする予定の世帯割合は、前期計画と比べて2.9ポイント増加。海外旅行の予定では0.5ポイント増加した。 7─9月のスポーツやコンサート、娯楽などのサービス支出予定についても、前回と比べて総じて改善傾向にある。
この調査は「暮らし向き」、「収入の増え方」、「雇用環境」、「耐久消費財の買い時判断」の4指標について、「良くなる」から「悪くなる」まで5段階評価で回答を得た結果を指数化している。「物価見通し」については、日ごろ購入するものについて、今後1年間の物価上昇率について聞いている。
(ロイター日本語ニュース 寺脇 麻理記者)
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